全ては愛に満ちている

占術よもやま話し

私も小・中・高生の母なので、PTAの役員のお仕事に参加して(たま~には)、他のお母さん方と交流する機会があります。

先日も末娘の小学校のPTA行事で、役員のお勤めをしてきました。

お母さん方の中にはうちの真ん中の中二の息子と同級生の兄弟のいるお母さんもいらしたりして、お昼休憩の時間には、人気のある都立高校の受験情報だの難しいお年頃の中学校でのクラスのイジメの状況(誰々ちゃんがガンなのに先生はおおごとにしたくないみたいだし、その子の親が全く気づいてないのよねー! 直接親に言ってやりたいわよねー! あの子、男子の前だとぜんぜん態度が違うのよねー!)などの色々なお話しが聞けたりします。

たまにはPTA活動もするものです。と思う今日この頃です。

そしてお母さんたちの会話の中で出てきたことでメインになった話題は「現在不登校中のお子さんたち」のことでした。

お母ちゃんたちの茶飲み時間のうわさ話しというノリではなくて、みなさん同じ年頃の子を持つ母親、よそのお子さんたちのことを我が子のことのように心配されていました。

え~っ?!小学校時代はあんなにみんなと仲良くしていて、活発にスポーツなんかも頑張っていたあの子が~!というようなあるお子さんが中学に入ってからはさっぱり登校しなくなってしまったという話しが出ました。

始まりは何かのきっかけがあったのでしょう。その時の心のケアが充分でなかったのなか?

「あんなに色々頑張っていて熱心なお母さんなのにね……」とみなさんとても心配されていました。

私もたまに、そのお母さんとお子さんが2人で近所の道を歩いている姿を見かけたりしていました。

かわいいお母さんに良く似たかわいい息子くん。

お母さんは自転車を押しながら歩き、その横でお子さんが並んで歩く姿、学校が終わった後の週三回のスイミングスクールの送り迎えの姿、カンカン照りの日も、風の強い日も、寒い日も、いつもいつも2人で自転車で。

私と違ってPTA活動にも献身的に参加していたお母さんで、学校の行事で活躍しているお子さんの姿を嬉しそうに追う様子を覚えています。

だからそれだけに受験生になる学年が近づく今の状況のことを聞き、お母さんの気持ちを思うと切なくなってきます。

話しは変わって、私の友達でうちの一番上の娘と同級生のお子さんは、中学2年の夏から不登校となりました。

スクールカウンセラーさんに紹介された病院を頻繁に受診するも改善せずと色々大変だった様子でしたが、それでも出席日数が少ないながらも全日制の高校に入学できて、毎日朝早く起きて頑張って登校している日々だそうです。良かった良かった。

幼稚園の頃から集団生活の中にいるのが辛くてまわりとなじむのが苦手。

内格の身弱の命式で、大運を追うと幼少期から中学時代にかけては強い忌官殺に弱い喜比劫が見事にやられていて、引きこもりや環境が悪いとイジメのターゲットになりやすい時期というのが見て取れます。

忌官殺に比劫がやられるこの大運の時期は、透派子平大法心得によると「身当薬壷」
体を悪くしていつも薬ばかり飲む時期というのに当たっており、なので当然体調も崩しやすくなり、「今日は頭が痛いから学校に行けない~」という周囲の大人からすると言い訳じゃないの?という不登校児さん特有の訴えも起ることが想定できます。

年運をたどると、不登校が始まる1年前から忌官殺が強まる危うい状況になっており、実際その時期は原因不明の微熱が続いたりして大変な思いをしながら学校に行っていたそうです。

しかし、中三になった頃から年運が忌神運から喜神運に変わり、良い先生や良い環境に恵まれる喜印が強く巡る時期になっています。

その頃には環境も整い、学校に行ける日も増えてきたそうで、無事高校進学も決まりました。

これから将来の大運を辿ってみると、24歳辺りから喜印運に入り、突如喜印が強まって子供時代とはうって変わって良いお仕事環境に恵まれる開運期に入ることが分かります。

喜印の象意が出て、健康にも恵まれてきっと良いお仕事、良い職場、良い上司に恵まれるでしょうね。お仕事ぶりを認められて良い引き立ても受けられそう。

友達に伝えたら「うわぁ~、そうなるといいなあ~」ととても喜んでいました。

はい、どういうわけだか必ずそうなりますよ。
だって命式にこんなにはっきり出ているんですもの。

こんなふうに未来の嬉しい様子が分かると、嬉しいでしょう? 生きて行く張り合いができますよね。

このお子さんの場合、不登校の時期はギューっと硬い種の時期、やがて陽を浴びて芽吹いて大きく開くために種の中身を育てていた時期かもしれませんね。

無理に種をコジ開けなくて良かったのかもしれませんね。
不登校時代に我が家にお母さんと一度遊びに来てくれましたね。

学校の先生や心療内科の先生に悪態をついている子にはとても見えない、ちゃんと成長している年齢相応のかわいいお嬢さんでした。

今は先の見えないどこまで続くか分からないトンネルの中にいたとしても、いつか運気の変わり目の時の芽吹きの時期は必ずやって来ます。

今は八方塞がりに感じていたとしても、それでも自分が気づいてない所で、愛を持って心配してくれている人たちがいます。

そう、実は気づいてない、見えていないだけで、全てのものは愛に満ちています。

みんなみんな、一人ぼっちじゃないんです。