結婚のチャンスはいつ?官殺運でもない時に結婚した女性の命式

結婚運の占い

その時、ふたりの距離は0.1ミリ 6時間後彼女は彼に恋をした。
-映画「恋する惑星」王家衛監督作品 より-

なんて現実の世界ではそんな映画のような展開はなかなか稀でしょうが、
持って生まれた運命の中には、縁のある人との予想もつかない出会いが仕組まれていたりするもののようです。

こちらは私の古くからの友人女性の命式。

年 辛亥
月 戊戌 月令:戊
日 辛卯
時 己丑

天干に印干と比劫しかなくて、土の五行の印の戊が月令で2干1支あるので従強格の命式ですね。

それで良く四柱推命の世界では一般的に良く知られている、「女性は異性を表す通変の官殺が巡って来る時が結婚の時期だ」というのがあります。

これ別に間違いというわけではなく、そういう出会いのチャンスが巡りやすくなる時でもあるのですが、しかしそんなちょこっと勉強しただけでそう誰でも単純簡単に見分けられるほど四柱推命の神様は甘くなくて、それだけでは「どうしてこの時期に結婚になったのか?」の説明がつかない場合も多々あり、この人何でこの時期に結婚になったんだろうか~と頭を悩ませる実例は数多くあります。

出会いや結婚の時期を読み解くのにはもっと色々な読み方のパターンがあるのです。

四柱推命はなかなかに奥深い占術なので、隠された運命の秘密を解き明かすのには単純明解な見方だけではとうてい足りないもののようです。
だから私もまだまだ日々勉強中です。

この友人は癸酉年の時に交際が始まり、その翌年の甲戌年に晴れて正式に夫婦となりました。

癸水も酉金も、甲木も戌土も官殺ではないのに、付き合いが始まったり結婚したりしています。

でもこの命式の場合は、私にはどうしてこのようになったのか分かってしまいました。
(地支のある部分に鍵があるのですが、それはナイショ……)

この人この時期に思い切ってこのチャンスをつかんでいなかったら、結婚はもっとずっとずっと先になっていたような感じです。
結婚になりそうな時期が限られている人のパターンだからです。

彼女は今では若い時期に生んだちびっ子たちとの怒涛の奮闘の日々を過ごして育ててきた2男1女の子供たちも大きく成長してすっかり「年季の入ったお母ちゃん」になってしまいましたが、家族とごく普通の何気ない日常の日々を送れることが幸せそうです。

こんなふうに運命のチャンスの時期は命式にセットされていたりするものです。

事前に分かっていたりすると、より良い出会いにつながるためにその時期は異性と関わる機会のある場所に積極的に出て行くとか、作戦が立てられますね。

鑑定の時に出会いのチャンスが強くなるのはこの時期ですよと、本当にそう出ていたからその時よりも少し先の時期をお伝えすると「そんなに先なんですか~」とガッカリされてしまったりします。

でもそれは出会いのチャンスが来るまでは色々な経験をして色々なものと関わってより魅力的な人間になるための大切な熟成期間。

より良い出会いにつながるためにも必要な時期で、決してその間の運が悪いということではありません。

せっかくの時期を女性と既婚者のおじさんしかいない職場と寝に帰るだけの自宅との往復だけの日々でやり過ごしてしまうのは非常にもったいない!

職場などでもけっこういたりしますよね、人柄的にもルックス的にも問題なくて、おしゃれのセンスもいいしどちらかというとステキな女性なのにどうしてこの年になっても結婚してないんだろう~」という女性。

結婚に縁のないタイプの命式を持って生まれてきたというのも、やっぱりそういう方という場合もあるのかもしれませんが、でもそうではなくて結婚につながるような異性と関わる機会はあってもよさそうなタイプの命式の人なのに、お仕事が忙しくて・・・なまじ仕事ができるものだから上司からも頼られていてどんどん重い仕事も任されていて、だから休みの日は疲れて家でゴロゴロするか近場のショッピングモールの徘徊だけ……で、せっかく来ていたチャンスを逃して逃して……時が経ち・・・ではせっかくステキな女性なのに非常にもったいないです!
チャンスがきていても、アララララ~となってしまいかねないです。

もし良いパートナーがいたらなぁ~と願うのだったら、出会いのチャンスが来るまでは色々な経験をして色々なものと関わってより魅力的な人間になるための熟成期間です。

そしてその時が近づいてきたらいよいよさらに一段と女性らしさに磨きをかけて活動の場を広げて、ともに恋に落ちる彼をキャッチする網を広げて運命の時を待っていましょうね。

 

ただ今メール鑑定は休止中しております。
対面鑑定もしくは電話鑑定で承っています。

鑑定メニューと料金の詳細はこちら、

鑑定のお申込みはこちらへどうぞ。