独立起業・開業・フリーランス・経営者女性を四柱推命で見てみると

仕事運のこと

この頃、起業してある程度成功している(非正規雇用程度ではなくて、中堅の正社員並みかそれ以上に稼ぎ続けているという意味ですね)女性の四柱推命の命式を集めて事例を見ていました。

サロン・ショップを開業して順調に発展している方、士業の公的な資格を活かした起業で成功していらっしゃる方、または特定の専門分野の知識を活かして講師として活躍していらっしゃる方などなどです。

命式のタイプはバラバラで、身強の方もいれば内格の身弱の方もいる。

だから決して身弱だからといってそれだけで「独立開業には向かない」、というわけではないのですね。

命式のうちの天干の部分に「自分の会社を経営したい」というのが表れていたりします。

また、自分の店舗や職場を表すものが日支や時柱にあったりします。

また、自由でいたいという気持ちやまた自分が提供する財の元になる広い意味での商材を表す「食傷」が強い人、このような人は内格で身弱の命式で喜神運が強く巡ってくると独立開業で順調に発展したりしています。

また、フリーランスで人気を得て活動している方などは、人気を表す調候用神だけではなくて、名声や権力などのいわゆる「できる人」という象意のある六親が巡ってきて条件が良いと、口コミだけ!とかSNSだけで!などで一気にブレイクしたりという方の命式もありました。

もともと、命式の天干に「できる人」を意味するある六親が出ている人は、その六親の良い象意を自分のものにできる良い時期が巡ってくるとどんどんお客さん生徒さんが集まってきていたりします。

そうなるのには、もちろん何もせずに上手く行きましたなんてことは絶対になくて、当然技術やサービス、知識を磨いたり、宣伝活動・今の時代はWebなどに力を入れて頑張ったりしているわけですが、その努力がちゃんと実になって返ってくる、本人も最初は想像しなかったくらいの発展もあったりするわけです。

でも、そういう良い運気に特別恵まれていない場合や、もともと起業フリーランスに向いていない命式を持っている場合は、どんなに頑張ってもなかなか成果が結実しない……ということもあるのです。

努力だけではいかんともしがたいこともあるのですね。

それでも起業して生活していくだけの収入を得たいという場合は、安全策で安定したお勤めと自分の自由にやりたいお仕事の2足わらじを履くといったやり方がおすすめです。

経済的に不安定=心の強い不安感だからです。

肝心要の心がグラグラのままでは、精神的にまいってしまいますし、何事も良い方向に行くわけがありません。

起業塾、独立開業セミナー講師と私のような運勢鑑定家が言うことは違います。

人にはそれぞれの器があります。

どれぐらい稼げるのかな?大富豪なのかな?小市民なのかな?
自分は独立起業向きなのなか? 組織の中で力を発揮するタイプなのかな?

起業・経営者・フリーランスでは耐えられない命の器というものもありますから、そのような場合に起業を目指しているけれどもなかなか上手く行かない、成果が出ないからといって努力が足りなかったからとか、起業家としてのマインドができてないからとかそのようなことではないのです。

起業している、フリーランスだというと何だかカッコ良く聞こえますが、「来月は受注はこないかもしれない」そんな自分の不安定な気持ちとの戦いに耐えられるだけの強さがなければ茨の道が続きます。

もし今のあなたが、何かで開業しようとしているけれどもなかなか集客が上手く行かなくて、開業塾の講師に相談すると「要するに努力が足りないから」のようなことを言われたとしたら、その講師の方はたまたまご自身が強い開運期の運勢に後押しされて成功された方かもしれません。

何の後押しもないあなたがそのような講師と同じノウハウで、同じかそれ以上の努力をしていても、同じように上手く行くはずがないのです。

何かができるようになるために、ある程度の努力は必要なのですが、企業して経営者になるということは、そういうことでは簡単には片付けられないものだなあと、色々な命式を見てつくづく思います。

今の時代は父母の時代に比べて、企業で働くことだけが仕事のスタイルではなくなってきてはいますが、だからといって独立開業フリーランスばかりが時代の波に乗れていて良くて、お勤めが古くてダメということは絶対にありません。

どちらにしてもちゃんと自分のした仕事が世の中の人たちに立派に役立って誇りが持てればそれでいいのですから。

お勤めか?それとも起業して自分の力で頑張るか?

そんな仕事の岐路に立った時には、是非しっかりした命術で自分の持って生まれた器を確かめてみると良いですね。

いずれにするか?その時期はいつなのか?が見えてくると、お勤めにしても経営者フリーランスとしても、気持ちが据わり揺るがない自分になれます。

未来の希望が見えてきて、踏ん張れる自信と勇気が湧いてくるかもしれません。

「背中を押す」だけの鑑定では物足りない、心細く感じる、ちゃんと将来を見据えたい方は是非どうぞ。

そんなことを言う私自身も自分のこれからが分かっているからこそ、占術家としてのお仕事を腹を据えて続けることができています。