前回の台湾滞在記第2日目の続きです。
第2日目 鉄道&暴走バスで行く九份の茶藝館でまったりお茶タイム
第3日目その1 台湾のお姉さんの案内でお茶と漢方素材の問屋街迪化街めぐり
第3日目その2 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてみたいと思ったきっかけ
第3日目その3 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてきた!【前編】
第3日目その4 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてきた!【後編】
旅の終わりに 紫微斗数のためにこれから私がしたいこと
■台湾滞在記 第3日目その1
滞在3日目の朝ごはんはMRTに乗って東門朝市へ。
ビーフン入りの汁物で腹ごしらえ。
そして市場の露店に並ぶたくさんの南国の果物の種類や量にびっくり。
すぐに食べ歩きできるようにカットされたパイナップルを1カップ買って食べてみたらこれがと~っても甘くてみずみずしく激ウマ!
日本で売っている硬くて筋が多くて酸っぱいパイナップルとは別物なのに驚きます。
これがあればアイスとかのスイーツはいらないな~
そして再びMRTに乗り本日の午前中の目的地の息子の第一志望大学キャンパス見学に向かいます。
さて、このヤシの並木道がお出迎えのキャンパスは
いったいどこの大学でしょうか?
ここは正門をくぐると長~い椰子大通りのメインストリートがお出迎えで町の一つや二つはスッポリはいってしまうほどの広大な敷地面積を誇ります。
全部巡るのはきっとレンタルサイクルを借りてでの一日がかりになるでしょうね。
今日は午後から紫微斗数の老師の鑑定のメインイベントがあるので急ぎますからキャンパス巡りはまた今度(いつなの?)のお楽しみでさっさと行きます。
椰子大通りの学校に希望通りに入学できるといいですね~、頑張って下さいね~。
そしてお昼はここ牯嶺街(クーリンチェ)にある黄龍荘で別行動をしていた息子と合流して円卓を囲んでみんなで小籠包のおひるごはん。
牯嶺街(クーリンチェ)はずいぶん前に見たエドワード・ヤン監督作品の台湾映画「牯嶺街少年殺人事件」の舞台になったところなので、訪れてみたい場所だったのですね~
またこちらの黄龍荘はお手頃価格の割にはピカピカキレイな店内で日本語が分かるスタッフさんたちが丁寧に対応してくれるので異国に疲れてしまった人にはとってもおすすめのお店です。
手作り小籠包の皮がモチモチしてて美味しい~?
日本人観光客のお客さん多し。
お昼ご飯を済ませますと台湾のプロ野球のナイター観戦に行く息子と再び別れ、今日の占い鑑定の際の通訳をお願いしている地元台北市民のS小姐との待ち合わせしているMRT大橋頭駅に向かいます。
S小姐(Sお姉さん)は30歳代くらいの、日本のジャニーズやアニメが大好きでしょっちゅう日本に遊びに来ているお姉さんで通訳をお願いするので当然ですが、日本語がとってもお上手です。
初めて対面したS小姐は親しみやすい笑顔があたたかくてホッコリするかわいいお姉さんでした。
老師とのお約束は午後4時からでしたので、それまではこちらのS小姐の案内で台北市内の中国茶や漢方薬膳素材に乾物や布地の問屋街で観光地としても有名な迪化街に向かいます。
まずまず中国茶の問屋さんに向かう途中で私がびっくりしたのは好きでいつもyoutubeで聞いていた曲のミュージックビデオのロケ地と全く同じのこの場所を通ったこと!
「ここどこなんだろう~、いい感じの所だな、台北市内だったら行ってみたいな」と思っていた所と道もお寺もまるで同じところを歩いたので、S小姐ありがとう~と感謝です。
■youtube動画(↓↓↓クリックしてご覧下さい)
きゃ~、ビデオとおんなじ所通っちゃった~~?
道教のお寺「大稻程慈聖宮」
「媽祖」という海の女神様が祀られているそうですよ。
今度はライトが煌びやかで美しい夜にみんなで来ようね~とお約束
大稻程慈聖宮のお寺の辺りはたくさんの屋台が並び集っている庶民の活気溢れる場所でした。
また今度来なくっちゃ!
中国茶についてはとても香りが良く美味しいということは以前から知ってはいましたが、昨年の終わり頃に鎌倉のお寺で開かれた台湾茶道教室の体験講座に初参加し台湾出身の先生に中国茶の奥深さを伝えてもらって以来、私の心は中国茶のトリコです。
今回の旅行では「是非とも美味しい極上の中国茶をゲットする」という目的もありましたから、地元民のS小姐に美味しいお茶がたくさんあるお店を案内してもらえるのはとっても嬉しい!
人がスッポリ入りそうなお茶缶がゴロゴロと!
向かった先は創業100年ほどになる老舗の林華泰茶行とそのお隣の林茂森茶行の2店舗。
日本ではみたこともない大きなお茶缶がたくさん並んでいてお店の人がせわしなく作業しています。
店内の台湾国内のお茶の産地の地図。
産地がたくさんあってスゴイ(^-^)
私は試飲して美味だった金木犀のお花の香りがブレンドされた凍頂烏龍茶をお買い上げ。
店舗内は日本人のお客さんが多く、みなさんまとまった量のお茶を購入されていました。
ここでは日本にはないレベルの美味しいお茶が安く手に入りますからね~。
なのでやっぱり日本にも本格中国茶ブームは来るのではないかな?と私は思います。
そして乾物や薬膳素材屋さんが並ぶ迪化街に向かいます。
迪化街の通りは築200年くらいにはなる古い建物が並ぶレトロタウンで、おしゃれにリニューアルされたカフェなどもたくさん!
こういう古い建物の中が改装されて雰囲気は明治時代!な
スターバックスカフェになっていたりしますよ
一階の店舗はオシャレなカフェや衣料品店などが入るレトロタウンの建物の通り道
金針菜や白きくらげや菊花やバラのお茶に蓮の実、クコの実などなど
乾物・薬膳素材の種類や量の多さにびっくり!
鮮度も良くてさすが本場です。
そして迪化街巡りの最後には生地の問屋さんのこちらのお店に連れて行ってもらいました。
ここは言ってみれば台湾の浅草橋問屋街やハンドメイド好きのワンダーランド「ユザワヤ」のような場所です。
ユザワヤみたい~
和柄の布地も人気なようでけっこうありましたがやっぱり中華柄も豊富です。
台湾の花布、南国らしいビビットな色使いがとってもかわいい~
私ここの迪化街にいれば一人でも朝から晩までぜんぜん退屈せずに過ごせます。
連れて来てくれたS小姐ありがとう(^^♪
さて、そろそろ占験派紫微斗数の楊老師とのお約束のお時間が迫ってきました。
タクシーに分乗して陽老師のお宅がある永康街へ向かいます。
日本という地域は本場の中華圏のレベルの高い術者たちから見れば四柱推命も紫微斗数もものすごく遅れたまがい物に溢れた「化外の地」といったところでしょう。
化外の地・けがいのち : とても進んだ素晴らしくて偉大な中華文明が及んでいない蛮族が住む未開の地という意味。
なのでそんな化外の地からこんな何かの間違いで来てしまったかのような良く分からないレベルで占い師を職業にしているまるで場違いの小娘みたいなお客(年齢だけは立派な大娘)を本場台湾の偉い老師はいったいどのように迎えて下さるんでしょうか・・・ドキドキ