前回の台湾滞在記第3日目その1の続きです。
第2日目 鉄道&暴走バスで行く九份の茶藝館でまったりお茶タイム
第3日目その1 台湾のお姉さんの案内でお茶と漢方素材の問屋街迪化街めぐり
第3日目その2 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてみたいと思ったきっかけ
第3日目その3 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてきた!【前編】
第3日目その4 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてきた!【後編】
旅の終わりに 紫微斗数のためにこれから私がしたいこと
■台湾滞在記 第3日目その2
四柱推命に色々な流派があるように、紫微斗数にも全く見方が異なる様々な流派が存在しています。
そして今回私が鑑定を受ける占験派は今時の日本では「古い・・・」とされていて、星の象意から色々なことを探る三合派に分類されるものです。
日本では「古くて使えない・・・」と言われている三合派ですが、前々から少し前に入手した資料を使って宮位とそれぞれの星の力関係である輝度のランク分けの「廟・旺・利・平・陥」のようなものを使って見ていると、使えないどころかそれはなかなかどうして当たっていて使えるわけで近頃の自分の鑑定ではもっぱらこれを良く使っていて、なんとなく三合派にはもっと隠された秘密があるのではないかな・・・?と薄々思うようになっていたこと。
そして前からず~っと疑問に思っていたこと。
私の命宮は紫微星と貪狼星の2つが入っていて、どんな本を見ても必ず「桃花犯主格」といってこの格の持ち主は色情関係の魅力がたっぷりで色恋沙汰が絶えない・・・などと書いてあります。
でも私は自慢ではないですが全く持ってそんな桃花が意味する「モテモテ過ぎて困っちゃう~♪」などということとは一切縁がないタイプと自信を持って言うことができます。
そういう欲望もあんまりというか殆どないですしね・・・。
これがどうにも腑に落ちず引っかかっていました。
飛星の関係で見たって貪狼星自化忌であれば、色恋沙汰の欲望のために次から次へと相手を取っ替え引っ替えだわ二股掛けしたりしてどれにしたらいいのか困っちゃう~なんてことになるのではないでしょうか???
それ、私の実像とかけ離れています。
そんな感じで謎はまるで解けないし、椎羅先生の本に「桃花犯主格で命宮の対宮の遷移宮に地劫星があるとこのような色情や色恋沙汰の傾向は消えて真面目なタイプになり、芸術や宗教に親しみ全うする・・・」とあったので、これなのかな~?と思ってはいたのですが・・・う~ん、まだ何かありそう・・・。
「それだったら、もしかしたら生まれた時間が違うんじゃない~? その紫微の盤が違うのよ~」とか「だからそんな紫微斗数の占いなんか当たらなくて使えないのよ。そんなのもうやめちゃったら? そんな難しいくせに良く分からない占いよりも、占い屋さんをやるならこっちの〇〇リーディングの方が簡単お手軽でず~っといいわよ! 」という人がいるかもしれません。
いや、でもね生まれた時間は間違ってないし確かにズバリ鋭く当たっている部分もちゃんとあるから、違うとか使えないとかって切り捨てちゃうのは早計で、まだまだ重要な秘密が隠されているのをミスミス見過ごしてしまうというものすご~くもったいないことになっちゃうんじゃないかな~と私は思っていたわけです。
そして台湾旅行の予定が4月に本決まりした今年の初めに頃に、私は大久保占い研究室の田中さんの占験派のトップ天乙上人先生が2010年に来日して行われた鑑定会の様子と田中さんが天乙上人先生の一番弟子の楊老師の鑑定を受けに行った様子のブログ記事をたまたま偶然見つけてしまうのです。
「そう言われてみればまあそうかもね~、でもそういう人私と違う命盤の人にもたくさんいそう~」といった薄ぼんやりレベルの読み方ではなく、飛星は一切使わずにバシバシと鋭く事象を当てて行く様子に私が「これはもう絶対にこの機会に楊老師の鑑定を受けなきゃじゃない!」と思い立つまでに要した時間はものの数秒でしかなかったことは言うまでもありませんでした・・・。
(殺破狼なので・・・(^-^;)
これが私が楊老師の鑑定を受けた見たいと思ったきっかけでした。