春の台湾滞在記-第3日目その3 占験派紫微斗数楊老師の鑑定を受けてきた!【前編】

前回の台湾滞在記第3日目その2の続きです。

■台湾滞在記 第3日目その3

永康街でタクシーを降りた裏通りの細い路地に楊老師のお宅はありました。
聞いていた通りに建物には看板が出ていて窓辺に「占験紫微」と出ていてここだなとすぐに分かります。


永康街の賑やかな表通りのすぐ裏に楊老師のお宅はありました。

楊老師と奥様はまるで以前から良く知っていた友人が来たかのように明るく気さくに温かく迎えて下さいました。

そして少し遅れて通訳のお姉さんも到着した時に開口一番に言われたこと、
「あなたは卯時生まれじゃない卯時は間違い、これじゃあ全然合わなくなる、辰時で間違いない」

さすが生時確定の判断はしっかりやる占験派紫微、やっぱりそうですよね~、私も紫微を始めてこの方ず~っと辰時生まれだと思って生きて来たので、それがまるで違うとなるとかなりショックで困ります。

私は卯時と辰時のぎりぎり境目付近の出生時刻で老師はどう判定するか私は気になっていました。

そしてあらかじめ伝えておいた私の出生データは老師には東京生まれだということがちゃんと伝わっていなかったらしく、事前に今回老師に繋いでくださった田中さん経由のメールで卯時で出した命盤から生時確認のため予備鑑定の質問をいくつか貰っていたのですが、その判断がことごとく外れていたからでした。

このことについては先月の下記のブログ記事をご参照下さい。

台湾に行ってきます--臨時休業のお知らせ
先々月のブログで少々お伝えいたしましたが台湾旅行に出かけるため下記の期間休業いたします。 メールでのお問い合わせの返信や鑑定のお申込みの受付などのメール対応もこの期間はお休みいたしますので、ご了承下さい。 *臨時休業期間* 201...

老師は「も~う、なんだよ~、予備鑑定で全然当たってなかったから焦っちゃったじゃないか~、田中さんがちゃんとメールに東京生まれって書いてこなかったから~」
としきりにおっしゃい全て田中さんのせいになっていましたが、後で聞いたところによると田中さんはちゃんと伝えて下さっていたらしく・・・老師・・・(^-^;

そして「辰時だと体の大きな人だと分かる」とのことで、確かに私は極東アジア人女性としては大柄な部類に入ります。

すかさず私は「それは命宮が紫微星だからですか?」と尋ねるとそれは違うらしく、どうしてなのかは教えてもらえずでしたが、次に確定事項のようにはっきりとおっしゃったことは
「今頑張って勉強すれば次の大限には占いで有名になってけっこう稼げるようになるよ」とのことでした。

この内容は四柱推命での私のこれから先の運勢の様子とも符合している内容(今は全然有名じゃないですね)だったので、有名になりたいとか生徒や弟子をたくさん従えたいとかぜんぜんそんなことに興味はありませんが、今している努力が近々報われるよと言われたような気がして思わず握った右手に力が入ります。

そして老師は私に「どうしてうちの師匠(天乙上人)のことを知ってるの?」と本当に不思議そうに尋ねてきました。

それは少し前は私も全然知らなかったけど、以前に東海林秀樹先生などから「天乙上人先生の紫微の本は良いよ」と聞いていたことでなんとな~く「ああ、良い本を書いている偉い先生なんだな~」くらいに知り、そして決定打になった天乙上人先生が2010年に来日しての鑑定会の様子を書いた田中さんのブログなどを見て、せっかく台湾に旅行に行く機会ができたのだからこの機会に絶対ここに来たいと思った・・・などのことを伝えました。

老師は「占いの化外の地」から来た観光客にしか見えない子連れの女がこんなことを言い出すのでさぞや驚いたのではないでしょうか。

そして同行した友人も交えて少し紫微斗数絡みの雑談をした後にまず今回鑑定希望の友人から鑑定が始まります。

待っている間は友人のプライバシーに触れるような内容に聞き耳を立てるようなヤボなことはしたくないので、娘や他の友人と一緒に連絡が入るまで永康街の散策に出掛けて時を待つことにしました。


鑑定を受けない友人や娘の分の食事も用意していただき、
みんなでモチモチの皮がとっても美味しい水餃子のお夕食♪

友人の鑑定がそろそろ終わるから戻ってきて~と連絡が入ったのはそれから2時間半くらいが経過した後で、用意して頂いた美味しい水餃子と奥様お手製のスープに美味しい台湾のフルーツを頂きながらしばし夕食タイム。


激ウマジューシーな台湾のフルーツと奥様のお手製スープの
愛情たっぷりメニューでおもてなしを受けました。

長時間通訳をしているS小姐に「疲れたでしょ~」などと声を掛けたり、先に鑑定を終えた友人に「ねぇねぇ、どうだった~?」などの感想を尋ねたりのしばしの談笑タイムを過ごし私の鑑定が始まったのはもう夜の8時は軽く過ぎた頃でしょうか。

老師は熱が入り出すと止まらなくなる系の方のようで鑑定の時間も長くなるようです。

そしてリビングの奥の老師のお部屋に通され、いよいよ私の鑑定です。

老師はまず「あなたは労禄命といって一生働き続ける人です」とおっしゃいます。

「え~っ!?死ぬまでず~っと労働者なんですか~」ともうウンザリ気味に言う私に「そう、人の為に働くんだね、でもこれからの大限から仕事運は良くなっていくからいいんだよ~」と言い、
また「あなたの運転は乱暴で怖くて乗るのは嫌だな」とおっしゃいます。

私は日本人なので昨日の暴走バスよりはマシだとは思いますが、確かに大雑把でいい加減です。
今まで無事故だったのが不思議なくらいのいい加減さです。

これはやっぱりあの宮に入っているあの星を見ているんだな~と気づきます。
やっぱりあの宮はちゃんと重視しなくちゃダメですな。

そして、「あなたは紫微斗数を勉強している人だから1つ教えてあげると、まず命盤の命宮を見て。
紫微星と貪狼星が入っているとモモハナ・桃花犯主がついてものすごーく異性からモテモテでボーイフレンドには一生困らず男の力で優雅に遊んで暮らして行けるような人になるけどあなたはそうじゃないでしょう?これはね、この星が命宮に入って桃花を100%消してしまっているからなんだよ。

それからもう一つ、ここの宮にもこの星が入っているでしょ、これもね100%じゃないけど60%一緒に入っている星を消しちゃうの。
この100%消しちゃう星が入っているかいないかで全然違うんだよ、だからこの星はちゃんと見ないといけないの。
日本の先生でこの星を見ている人は全然いないでしょ。」

などと確かにその通りでものすごく腑に落ちて納得の行く、今まで私が抱えていた謎を吹き飛ばすような明解な説明を聞かせてくれました。

これは椎羅先生の紫微斗数の本にあった遷移宮の地劫星とは違う、日本ではほとんど無視されている存在の助星に当たる星でこれがそんなに重要な役割りをしていると知ることができたのはやっぱりここに絶対に来たいと思った勘は当たったな!とゾクゾクしてきます。

「で、この消しちゃう2つの星がこの宮に一緒に入って、そして対宮の財帛宮を冲するわけね。」とやっぱり私の財帛宮は相当に悪いようです。

「で、あなたは桃花が消えちゃった代わりにこういう占いの勉強にものすごく打ち込むようになってるわけ。
あなたは何か自分がこれだ!と思って好きになったり興味を持った趣味や勉強にはものすごく集中して打ち込むタイプでしょう? 
桃花が消えてなければこんな風に勉強に打ち込むようにはなってなかったよ。」
とこれまたドンピシャなことを言われゾクっとなります。

思わず
「今まで紫微斗数でこのことを言ってきた日本の紫微斗数の先生は誰もいませんでした。」と言うと大きくうなずく老師。

やっぱり思っていた通りに私の命宮のいわゆる「欲望の星」の貪狼星のあくなき欲望はこういうことの勉強の方へ向かってしまっていたようです。
だから友達やら子供やらを連れてでも謎を解く鍵を掴むためにとうとうこんな所まで来てしまう。

あと、どうして「勉強」の方へ向かってしまうのか?に関してはやっぱり老師は私の盤ではあれに当たっているのあの星を見て判断していたんだな~となんとな~く分かってしまったり・・・。
これも日本の先生で重視している人は全くいないわけではないけど少ないかもな・・・。

それでもし私が優雅な専業主婦が約束された有閑マダムだったら、占いの仕事にここまで一生懸命になる必要は全くなく、たまのヒマつぶしのお小遣い稼ぎ程度に軽~くお遊びとしてやっていただけだったでしょうし、また興味深々になったことには時間を忘れてやったりするから「別にそこまで難しい勉強をしなくてもいいんじゃない?」と言われるくらいの勉強に取り組んだりするわけで、これが完全否定されて好きな勉強に打ち込む性分とかそういうことが全くないことになってしまうと、私が今の仕事や勉強をしていることの説明がつきません。

また老師は
「あなたは古い物や古いことに関する勉強が好きでしょう~」と言ってきます。
全くどこをどう見て言っているのでしょうか。

確かに私は古い物好きで古民家に住みたいと思ったり、アンティーク風の家具やインテリア雑貨が好きだったり、そして小学生の頃から歴史の勉強が好きだったり、四柱推命や紫微斗数などの東洋占術も古い文化ですし、今では中医学の薬膳や台湾茶道の中国茶に興味を持ったりしています。
ああ、中国の四大武術の一つ八卦掌のサークル活動にも参加してますよ!
そしてお金に余裕があれば着物の着付けもしてみたいな~。

で、大限の10年スパンでこれまで起こったこと、また22歳頃に倍くらい年の違う職場の上司のおじさんから好意を寄せられ困った事やら、子供が初めてできた時のこととか、友達知人やそれに類するような人絡みでのお金の損失が起こった年などなどピンポイントで当てて突いてきてやっぱり凄い。

老師は「ここの宮は年上のおじさんで、それでここの宮は年下の男の人なの、その宮が干合してこの年にダブルで恋愛運になってくるんだよ~」
など恋愛運を見る際の見たことも聞いたこともない技法を繰り出してくるのでもうやっぱり本場は凄い!

また「今年になってから引越ししたいと考えていないですか?」
と聞かれ、それはまさにその通りで今年に入ってから「何だかもう数年後にはもうここには住んでいないだろうな~」となんとなく予感めいた感覚が浮かぶことがあったのです。

あと4年後の次の大限ではボロい家だがマイホームに引っ越す時期に当たっているそうです。
占い屋さん以外にしたいな~と思っている事業の拠点も欲しかったので、ボロ家でもこれは嬉しいな~。

老師によると6年前から始まった現在の大限は仕事運や財運がとても悪く厳しい運勢で、私が心の強い人だから自殺せずに生きているけど、死んでいてもおかしくない運だったとのことで確かにそうだったかもしれないね~、でもね私はお母さんなので子供達を残して死ぬわけにはいかないですよ、まだ。

もう少しすれば運が開ける良い時期になると分かっていたからこうして頑張ってこれたし、一応好きなことを仕事にできて自由にできているだけ幸せだな~って思うけど、やっぱり厳しい運でなんとかやってこれていたのですね。

たま~に「先生みたいな占い師になりたいんです~♪」という頭の中がお花畑ちゃんかな?って思うような方に出会うけど、先生みたいな・・・って、私子供がいてもしょっちゅう夜中の3時とかまでブログ記事書いたり約1日おきにきっちり送られて来る四柱推命の課題をこなしたり自分のWebサイトをメンテナンスしたりとかしていますが、私と同じことができるものならやってみてよって言いたいかな~、悪いけど。

でも今の仕事のための勉強にとって実力が底上げされるようないくつかの貴重な良い出会いもあってそのお陰でなんとか占い屋さん業を続けてこれて、四柱推命の大運ではそのことが出ていたのでそれを老師に伝えると、

「ええっ~、あなた八字(四柱推命)もやってるの! あれは喜神と忌神を出して用神を決めないといけいなでしょ、それだけでもものすごく難しいでしょう? 日本にはちゃんと教えられる先生もいないのにそんなもの良くやってるね!」と驚かれました。

さすが高度な命術の使い手の老師、八字(四柱推命)は用神や喜神・忌神を出すのだって教科書通りに行かないことは命式によって多々あり一筋縄ではいかないことを良~くご存じのようです。

そして何ということでしょう、「よし、今からあなたの八字の実力テストをしましょう!」と老師はスマホでチャッチャッチャと何やら難しげな四柱推命の命式を出してくるではないですか!

「この命式の喜神と忌神と用神を出して命式の人物の特徴を挙げてみて」との課題を言い渡されてしまいました。

「えっ! 私お客さんなのに何で台湾に来てまで命式解読をするハメになっているわけ?!」とあまりのことに気が動転してしまいましたが、なんとか基本通りに喜神、忌神を出してみます。

老師は「この命式、すっご~く難しいでしょ~」と横でニヤニヤしています。

本場台湾の紫微斗数の手練れの方ですから、八字の方はズブのド素人ということは絶対にないはずです。

一応私はこれでも占いを職業にしていますから、大恥をかかないように舞い上がった気持ちをなんとか落ち着けながら命式を見ていると、天干が倍加干合で地支が支合で一見複雑に見えるだけで、、あれ?これそう難しくもないかな~といつもやっている通りに五行の点数を計算して格局を出して行きます。(私は五行の点数計算には透派を使います。)


老師の突然の実力テストの命式を舞い上がりながら解いた痕跡。

で恐る恐る
「この命式の人は華やかで目立つきれいな容姿をしていますが、結婚すると上手く行きません。また自分の感情のコントロールができずにすぐ怒る人で知性にも問題があって頭が悪そう、でもお金持ちの人です。」(身強だから結婚が上手く行かないとか、丙が二つ並んでるから怒りん坊で頭が悪いとか言ったわけではないよ・・・)などとやっとの思いで答えると老師は・・・。

長くなったので続きは後編へ。

台湾滞在記 第3日目その4に続く・・・