英語圏からの留学生のお客様が来た!

立春が過ぎてもう2月の半ばになりましたね。
二十四節気では春になり戌年から亥年になりました。

先月頭のブログで「きっと年が明けて春が来れば自分の仕事の方も調子が回復するだろう」とブログに書きましたが、私にとっての大事な喜神の丙が強く巡る今月2月の丙寅月お陰様で鑑定の仕事で忙しくしておりなかなかブログをゆっくり書く暇がありません。

断易でも四柱推命の年運と月運を見て分かってはいましたが、五行のエネルギー恐るべしです。

いらっしゃるお客様もこの頃は、ご自身が経営している事業や就職・準備中の事業の開業についてというような至って真面目で実務的なご相談内容のお客様が多くなっています。

そして先月の下旬にはカナダからの留学生の方が対面鑑定にお見えになりました。
初の英語圏からのお客様です!

「私は日本語の敬語がまだ良く分からなくて失礼があるかもしれませんが……」と一生懸命日本語作文して作ったんだろうなぁ~とパッと見ただけで分かる鑑定申し込みのメールには、
東洋の占い、特に紫微斗数にとても興味関心があって自分なりに勉強していること、でも紫微斗数の詳しい英語の文献は全然ないので研究資料がたくさんあって進んでいる日本で勉強したかった、もっともっと自分の命盤のことが詳しく知りたいといったことが書かれていました。

私は会社員時代に日系三世のアメリカ人や日系三世のブラジル人に、中国からの国費留学生で日本企業に就職した中国人などなどの外国人に囲まれる環境にいたために、カタコトでも日本語でお話できるのであれば外国人の方でも別にぜんぜん没問題(日本語訳:問題ナシ!)でしたので、北米育ちのお嬢さんがまたどうして東洋の占いなんかに……と興味深々でお話しできるのを楽しみにていました。

それで対面鑑定の場合私は前日までに命式・命盤を出してあらかた解読して鑑定の準備を済ませています。
その彼女の鑑定の準備の時に、四柱推命の命式の地支の部分に喜神の◯◯がたくさんあったために、これは絶対にかなり頭の良い人だろうと見当をつけて行きましたらやっぱりその通りで、見た目はおしゃれさんで可愛らしいですが四柱推命や紫微斗数の占いの話しをしていても、教えてくれる先生や勉強仲間もおらず、少ないという英語の文献資料だけで良くここまで基礎を積み上げたなというくらいに、格局や喜神忌神の分類もできるし相当かなりのハイレベルなのです。
理解力も高いので説明するのも楽だったし、ハッキリ言って今の日本では彼女の紫微斗数や四柱推命のレベルよりもうんと低い知識で占い師さんとして世に出ている人はたくさんいるはずというくらいです。

普通の日本人のお客様で「占いが好きなんです~勉強に興味あります~」という方の場合は学問そのものとして捉えているというよりはどこか心の救いとか癒しとか、そして何か神秘的なキラキラした趣味的な物を求めてとかを滲ませていらっしゃるスイーツテイスト寄りな方がかなりの割合で多いのですが、この外国からいらっしゃったお嬢さんはそういうスタンスとは一線を画していて、もうガチに学問としてどこまでも追求し続けているという姿勢でした。
なので鑑定の時には「私はこういう占いなのはもう勉強してきたのでちゃんと分かっていますから、わざといい事ばっかり言ったりすることはなしで、良くないことも悪いこともちゃんと本当のことが知りたいので隠さずに言って下さいね。」とお願いされました。

癒されたいとか不安な気持ちをなんとかして下さいはどうでも良くて、知識欲、知りたい欲の方が圧倒的に勝っている場合はこういうことを言いたい気持ちになるものです。
その気持ちは私もとてもよく分かります。

だから不慣れな日本語の占いの本も頑張って読んでみようとするのでしょう。日本に来てからもたくさんの占い鑑定士さんのところで見てもらっていたそうです。

私は彼女の命盤で、命宮・遷移宮・三合宮・命宮の隣宮・福徳宮・紫微星の入っている宮とは違う別の位置に入っている破軍星を見て「人と同じこととか平凡なこととか安定はしているけれども変化に乏しい環境にいたりとか、毎日毎日同じことの繰り返しとかそういう退屈な環境や生活はつまらなくて耐えられないでしょう、だから占いの勉強がしたい!と思ったらすぐに日本に飛んで来ちゃったりしちゃうんでしょう?」と言ったら「その通り!」ととても喜んでくれました。

後は大家さんになって不動産所得を得られる人になるみたいだな~ということを伝えたら、現在ご両親は大家さんで将来は自分がその後を継ぐことになるだろうとのことでした。

どこの宮にどの星がどんな組み合わせで入っているか?を見ると出て来る紫微斗数、なかなか深くて面白いです。

それで、アメリカやカナダの欧米ではこういうホロスコープとか中国の占いとかの運勢を読むお勉強系の占いはどのくらい盛んなのか?と聞いたら、出版されている本はあることはあるがやっている人は少ないそうで彼女の周囲ではほとんどいなかったそうです。

それでこういうお勉強系の占いよりもサイキック・霊能者・スピリチュアルっぽい感じとかの占いの方がお国の方では盛んなのでは?と尋ねると、それはあんまり信用されていない、だから占いと言えばホロスコープとか中国の占いとかのお勉強系の占いの方が主流だとのことでした。

占いの勉強に意欲満々だから日本に来た彼女に私は、
「日本の紫微斗数はまだまだ本場の台湾・香港に比べたら全然遅れていると思っています。
紫微の本にしても出版されている本の数はまるで違うし、あっちでは占い師の偉い先生の社会的な地位や信用度は日本と比較にならないくらい高いのに対して、日本では圧倒的多数の占いに関心のない一般の人から見たらこういうのは心の弱い人がすがったり、女子供の遊びの一種でまともな大人がやるものとは思われていない。
一般から信頼されていないのは技術レベルの大きな差のせいだからだ。
やっぱり向こうに行かないとダメだから私は将来は台湾で暮らしながら台湾の老師の元で勉強してみたいんだ。」ということを伝えました。
(実は台湾に行かずとも東京に居ながらにして、この春から香港出身の先生のもとで本場の紫微斗数の勉強を始められる機会に恵まれました(^^♪)

それは日本はとても進んでいる国と思っていた彼女にとってはとても衝撃的だったのと、安定なんてどうでもいい思い立ったら居てもたってもいられない精神が目覚めて飛び起きてしまったようで、「それなら私、もう少ししたら台湾に移住します、中国語も勉強しないと!」と大きな目をさらに大きくして輝かせていました。

そろそろ日本にも飽きたと思っていた彼女に良い次の目標を与えてしまったようです。

語学や占術の学習能力も高いし、将来は腕の良い鑑定家になりそうな方です。
欧米にもこういう東洋の占術に興味の深い方がいるんだなあと知る良い機会になりました。

次回のブログ記事ではこの頃鑑定の際に、「初心者向けの紫微斗数の良い本があれば教えて欲しい」と言われることが多くなったので、初心者にお勧めの紫微斗数の本のいくつかをご紹介します。