映画「八月の蝉」を見て

この間、テレビでやっていた映画の「八日目の蝉」を見ました。

不倫相手の男の子供を堕して心身に傷を負った女性が、
その不倫相手の家庭に生まれた女の子の赤ちゃんを衝動的に誘拐して
逃亡生活をしながら逮捕されるまでの約3年間誘拐した子供を育てる話。

苦しい逃亡生活の中でたったの一人でも、本当の母のように慈しみながら育てて、
確かな親子の絆ができていましたから、
警察に発見され母子が離れ離れになるシーンは涙涙です。

あの映画の原作には、モデルだといわれている実際に起こった事件があるんですよね。

「日野OL不倫放火殺人事件」
事件の詳細を知りたい方は、ネットで検索してみて下さい。

映画では誘拐事件で亡くなった人は誰もいませんでしたが、
この実際の事件は放火殺人事件です。

もう随分前の事件ですが、私が住んでいた近くの地域で起こったので、よく覚えています。

自分のことしか考えず、面倒なことからは逃げる
身勝手極まりない大人のせいで、

一体何人の幼い子供たちが命を落としたんだろう。

女性がやってしまった犯罪は当たり前ですが、許されるものではなく
刑罰を受けるのも当然なんだけど、
私はどうしても男が極悪人すぎる気がしてなりません。

でも、映画の最後、身ごもった井上真央演じるヒロインが一人で産んで育てる
決意をした姿が清清しくてステキでした。

不倫の末、女が父親のいない子供を一人で生んで育てるなんてそれこそ身勝手だ、
サイテーなんて声も聞こえてきそうですが、
でもでも、子供のことを思う愛情深い母は強しです。

「男に愛されるために必死なの~」なんて女性よりも、
いつも子供のことを一番に考え、愛情を注ぎ守り、笑顔を忘れずひまわりのように
上を向いてポジティブに、
まともで誠実な男性ならばそういう母性のある女性に惹かれるものです。

きっといつかそのうち結婚運の良い時期がきたら、
このヒロインは本当の伴侶と出会える可能性もあるよきっと、
なんて思って見ていました。