初めて学ぶ紫微斗数におすすめの本ご紹介

この頃鑑定の際に「初心者向けにおすすめの紫微斗数の本があったら教えて下さい」と聞かれたりすることが何度か続きましたので、ここで何冊か紹介しようと思います。

でその前に、紫微斗数を勉強しようとするとまずは命盤(チャート)を作成しないといけないんですが、この作業が結構メンドクサイ!
四柱推命だと八字というくらいで、漢字で八つの文字を書き込めば命式完成!と手書きでも超お手軽に作れてしまいますが、紫微斗数の場合は甲級主星14星と甲級副星15星に乙級星10星プラス生年四化4星などなど最低でもざっと43の星を12宮に書き込まないといけませんから不慣れならなおさら時間もすごくかかりますし、この一番最初の入口の作業だけでギブアップの人ももしかしたらいるかもしれません。

命盤(チャート)作成サイト・ソフト・アプリについて

そこで本の紹介の前に「私はあんまりパソコンは得意じゃなくて~」という方でも無料でお手軽に命盤を作成できるサイトをご紹介します。

みーしゃと椎羅の「カンタン」紫微斗数』による命盤作成

『みーしゃと椎羅の「カンタン」紫微斗数』による命盤作成
みーしゃと椎羅の「カンタン」紫微斗数による紫微斗数の命盤作成。

ここのサイトではまず出生地の都道府県をクリックすると時差が自動的にセットされます。
そして後は生年月日を入力すればいいだけ。

カンタンに命盤が出せます(ただし主星だけ)。

他にはこちら

紫微斗数無料占い

紫微斗数 無料占い
紫微斗数の無料占いです。紫微斗数の命盤から、性格(命宮、遷移宮、官禄宮、福徳宮、財帛宮、田宅宮、夫妻宮、兄弟宮、父母宮、子女宮、奴僕宮、疾厄宮)と運勢(大限、小限、太歳)、飛星化忌星、飛星化禄星、飛星化権星、飛星化科星を無料で占います。

都道府県検索を選んで出生地の都道府県を選択して「占う」のボタンをクリックすれば時差の計算も必要なく楽々です。

これは主星だけでなく副星と生年四化星も表示されますので良いですね。

そして一方「私はパソコンは普通にできます派」の方には入力した命盤のデータが全部ストックできる以下のソフトやアプリがおすすめです。

こちらはwindows向けの有料ソフトです。

紫微斗数WIN

紫微斗数WIN EXの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
カスタマイズ可能な紫微斗数の命盤作成ソフト

私も普段はこのソフトを使っています。
有料といっても僅か2500円弱程度ですし、良く命盤を作るのであれば買っておいて損なしどころか必需品になるはずです。
これは何人かの命盤をパソコンの画面でいっぺんに並べて表示して比較しながら見たりできるので便利です。

また、文墨天機紫微斗数というアプリもあります。

https://itunes.apple.com/jp/app/%E6%96%87%E5%A2%A8%E5%A4%A9%E6%9C%BA-%E7%B4%AB%E5%BE%AE%E6%96%97%E6%95%B0/id952653551?mt=8

これは三合派・飛星派・欽天四化派の三種類の盤が出せて四化星も飛ぶのでとても便利。
これまでに入力した命盤のデータも保存して見たい時に呼び出すこともできるので「こんなに便利なのに無料でいいんですか?というくらいの高機能です。
(ただし中国語な上に中原標準時で時差計算されているようなので時差調整が少々面倒)

こんなふうに出てきます

タッチ一つで宮干四化も瞬間表示できます(^-^)

これは命宮の干の壬をタッチしたところの画像

書籍のご紹介

それではいよいよ初心者の方にお勧めの本のご紹介です

●その1●
家族や友達や知ってる人を占って趣味のお遊び
的に楽しめる程度で良いというライトユーザー志向むけ

みーしゃ先生著「はじめてのかんたん紫微斗数」 

超初めての人は背伸びせずにまずはここら辺りから入る方がおすすめです。
挫折することはまずないでしょう。
マンガのイラストが多く視覚からイメージで捉えやすいので、星の性質が要領よく理解できると思います。
(一般の書店さんには取り扱いがなく、占い書籍の専門店の鴨書店さんの通販で販売されています。)

 

田宮規雄先生著「もっともわかりやすい紫微斗数占い―144タイプからあなたを鑑定!」

この本の良い所は、命盤を出して紫微星の入る宮と命宮がある位置の二つが分かれば、144種類の命盤のタイプの中から「あなたの性格・運勢・年運は?」、「あなたの結婚・相性は?」、「あなたの金運は?」、「あなたの仕事運は?」、「あなたの健康運は?」の項目で大まかな傾向がお手軽に割り出せることです。
14主星のみの命盤144種類の中かなら選ぶだけなので非常に簡単で全然難しくありません。

これは大雑把でいかにも難しいことは良く分かっていない初心者さん向けの作りの本なようでいて、でも実は各宮の五行や星の五行から割り出した廟旺利陥というような輝度のランクで各星の持つ良い面の方が目立つ命盤か?それとも悪い面の方が目立って表れて来る命盤か?といった紫微斗数のとても基本的なことを踏まえて作られているものなので、主星の基本的な性質を掴むためにはお勧めです。
でも副星を含んでいないためか「当たってないなあ~」と感じる場合もあるかもしれません。

私などの場合だと命宮には欲望の星と呼ばれる貪狼星が良くない位置に入っているせいで、「お酒やギャンブルや異性に溺れやすい」といつもどの入門者向けのような本には大抵決まり文句のように必ず書かれていますが、私はお酒もギャンブルもパチンコも宝くじも一切好みませんし、お金なんかは普通に暮らすのに困らない程度にあればそれでいいと思うタイプですし、物欲も強くないし異性に溺れるなどというようなことは皆無で至って真面目です。
だからこういうのを抑える働きをする副星があるのか、欲望の矛先がどこか別の方向に向かっているんじゃないのか?と疑うことができます。(占いの勉強への尽きることのない知りたい欲かも・・・)

だからこんなふうに逆引きのような活用方として、「ああ私にはこの副星が入っているから当たっていないのかな? ではこの副星の性質は何だろう?」ということもできるかなと思います。

 

●その2●
今は紫微斗数のことは全く分からないけれどもいずれ本格的に勉強して中級レベル以上を目指したいのでまずはその入口の本はどれでしょう?という方向け

村野大衡先生著「中国が生んだ最強秘伝占術」

こちらは2002年発行の古い本でもう中古でしか入手できなくなっていますが、それでもあえてこれを初心者向けのお勧め本にするのは命宮から父母宮からの12宮にこの星が入ったらどうなるか?の解説がとても分かりやすく詳しいからです。
星の性質を深く理解していらっしゃる先生だからこそできる解説だなと感じます。

「孤独の星」と言われる天刑星はどうして?何で?孤独なのか???
この本にはその答えがちゃんと書いてあります。

あと、結婚の時期や相性の見方などの判断方法の説明などがとも参考になると思います。
またQ&Aのミニコラム欄の「身宮の活用ポイント」の内容が私は好きです。

 

照葉桜子先生著「一生の運勢を読み解く! 紫微斗数占い」

この本の著者の照葉桜子先生は何を隠そう私が本当に紫微斗数超初心者だった時に教えて頂いた一番最初の先生です。

個人レッスンでみっちり数日間に渡って時間をかけてじっくりとお世話になりました。
説明もとてもお上手で、今考えても星の象意や宮が表しているものといった紫微斗数の基礎の土台がさすが下記の書籍の著者の東海林秀樹先生仕込みでしっかり基本に忠実なプレない知識が豊富な先生だと思います。

基礎を積み上げるための入口にいる方にはとてもおすすめの本です。

村野先生や照葉先生の本をしっかり読み込んだら、次の段階としてこちらの本に進むと良いですね。

東海林秀樹先生著「完全マスター紫微斗数占い」

基本の棋譜や宮位転換についてなどなど知っておかないといけないことがきちんと網羅されています。

そうそう、紫微斗数はライトユーザー派にも目指せ将来の上級派にもどちらも共通することですが、まずはいずれの場合も星が持つ性質や意味合いを正しく深く押えておくことがこの占いは何より一番大切な占いです。
これがないと土台も基礎もない同然なのでやたらめったら四化星ばかり飛ばしたってもう全然ダメ・・・
こういうことはたまに東海林先生と話したりしています。

香港台湾では星の性質のみの紫微斗数の分厚い本が出ているくらいです。
これはその中でも特に有名な「談星」

談星 王亭之著 4,640円
価格 4,640円(税込)在庫数 売り切れ    (ご注文承ります お取寄せご依頼フォームへ)●インフォメーションページ数411ページ出版社香港聯合書刊物流有限公司(2010/01)本の寸法27.8×18.5×1.2cm...

いつか日本でも翻訳本でもいいので、星の象意を深く解説することだけに特化した本を先生方のどなたかが出して下さるといいですね。