憧れの不労所得生活 不動産収入に恵まれる人の命盤

金運の占い

働かなくてもお金が入ってくるようにならないかなとか、不労所得があればいいなと思うことがあるのではないかなと思います。

ギャンブルや保険の給付金が入ったなどの小さくて一時的な不労所得から賃貸収入などの安定した大きな不労所得まで幅広くありますが、今回は不動産投資で成功し続けている人がテーマです。

これは数年前に私が参加したある講座でご一緒した女性の方の紫微斗数の命盤です。

ごく普通に結婚したご家庭のお母さんであり、また普段は銀行にお勤めというごくごく普通の方ですが、一つだけ大きく違うことは、それは彼女は複数の不動産を所有して不動産所得に恵まれているということです。

そしてそれはもともとご主人がすごいお金持ちであったり親からの遺産、、、というわけではなく人生のある時から思いがなく起こったとある出来事がきっかけで少しまとまったお金が入り、そこから不動産運急上昇に恵まれ始めます。

ある時新居用に購入したマンションが新築のはずなのに漏水がひどく欠陥住宅だったということが分かり、業者と交渉の上元の購入価格よりも高い値段で買い取ってくれたということが起きます。
これが不動産所得の神が降りてくるきっかけとなる出来事。

この儲けを元に投資型マンションを購入して儲けが出始めます。

金運の中でもこういう不動産運や財産運、蓄財運は田宅宮を見ます。

この時期はもともとの命盤の田宅宮の32歳からの大限が始まった時期と重なります。

この時期の大限田宅宮は卯の宮のもともとの遷移宮のある宮です。

この宮は武曲星が自化禄となっており財運にとってはとても良い状態です。
武曲星は労働収入の財とは違い臨時的な儲けの財の「横財の星」、またその上に豊かさの星の禄存星の吉星も一緒に入っています。

これは不動産収入を得るのにとっても素晴らしい吉祥!

この大限では自宅以外にも別宅のマンションも購入したりと富裕層へと駆け上ってしまいました。

実はこの大限に入ってから七殺に日主が剋された年に車を運転中に事故で頸椎を損傷して長期入院という下手をしたら生死にかかわっていたかもしれないほどの災難に見舞われています。
もともと日主が強いのと巡って来ていたのが弱い七殺であったので命を落とさず健康を取り戻せたのかと思われます。

この時期はちょうど大限命宮の干から対宮の天機星に化忌が飛び、地劫星の凶星も同宮し、これは車などでの事故の象意ですね。
対人トラブル、対外トラブルに見舞われてもおかしくない時でもあります。

ご本人はこの大きな災難を受けたことと引き換えに何か不思議なパワーを受けてその後の利益の恩恵を受けられるようになったのでは?という思いでいらっしゃいますが、でも案外そうなのかもしれませんね。

紫微斗数でも四柱推命でも、何かに突出して強い運を持つ人は偏りがあるものです。
四柱推命ならば特定の通変・五行に偏っているとか、そして紫微斗数ならば自分に関わる内宮には良い星ばかり入っているけれども他は良くない星ばかりとかのように。
だから強い災難に見舞われることがあってもおかしくないわけですし。

そしてその次の42歳からの辰の宮の大限田宅宮の状態は空劫星が入り不安定要素はありますが、これもまた自化禄で良い状態。

大限福徳宮に大限命宮の宮干からの禄がつく大限で、財福ラインに禄がつくので金運には良い時期に当たります。

そして現在の52歳からの巳の宮の大限田宅宮ですが、その対宮の貪狼星に大限命宮の禄がつき、子田線ラインに禄がつき、またその上に大運の禄存が田宅宮に入るのでまたもや安定の不動産収入に恵まれることが伺えます。

お勤めする必要がないくらい充分に収入があるのにも関わらず、長年勤めている銀行のお仕事はやめず主婦・お母さん業もこなしとっても堅実のさすが命宮天府星で、本当のお金持ちは変にお金持ちぶって必要のないものに大金を散財したりせず財布の口は堅いものなんだなと思わされます。

私も将来田宅宮の状態が良くなる時が来たら、自分の住まいに贅沢投資をするとかではなく、自分はミニマムに暮らして不動産収入を得ようかな~などと思ったりしています。

鑑定の時にはマイホーム未購入の方の場合にはいつ頃自分の城と縁が出来そうかな~と田宅宮の状態をチェックしています。

景気の低迷が長く続き日本経済の未来への不安感が漂う昨今の世相ですが、こんなふうにもし将来不動産運が良くなることが分かったりすればムダな気苦労がいくらかは減り楽しみになりますよね。

ただ、このようなことを書くと財運が思わしい状況でない方から
「どうしたら不動産投資で儲かるようになりますか?」
というような相談内容が来たりするのですが、運気の逆風が吹いている時にはこのような大金を必要とするリスクのある投資をするのはあまりおすすめできることではありませんから見送る方が賢明だと思います。

運勢鑑定の占いはどうにもならない願望を強引に叶えるような魔術ではなくて、災難を予測して大難を小難に抑えるために役立てるものでもありますからね。