金運と良い人間関係と才能に恵まれる講師業の女性の紫微斗数の命盤

仕事運の占い

今回は紫微斗数の記事です。

世の中にはごく普通の平凡な家庭の主婦、母親として生きて行くつもりが、その途中で突然の運命の計らいか何かで本人の予想もつかないような全く別の世界に進みだしてしまう運を持っている人がいるものです。

この命盤の女性はまだお子さんが小さかった30代前半頃まではごく普通の家庭の主婦でした。

お勤めの職場環境を表す官禄宮には王様の星の紫微星が入っているので安定した大きなお勤め先ではあるけれども凶星の擎羊星が入っているのでこの方の場合はお勤めをすれば働く環境はブラック企業な雰囲気が感じられます。

本人に聞いて見たところ、結婚前の若い時代は銀行にお勤めでかなりハードワークでブラックな職場で毎日長時間勤務の間にトイレに行く暇もなくて膀胱炎を患ったとのことでした。
(現在膀胱炎は彼女が学んだ知識で克服されています)

中医薬膳講座の「おうち食医(R)養成講座」主宰萌木のり子先生の紫微斗数の命盤
結婚してお子さんたちを授かった後、幼かった頃のお子さんたちの風邪やアレルギーなどでの病院通いが絶えず、その時にふと入った漢方薬局が彼女の持って生まれた天職の方向にグイっと引き込まれていく運命のスイッチが入る場所となります。

その後彼女は漢方薬局のお客さんのままでいるにとどまらず、すっかり東洋の伝統医学の世界に引き込まれ自分でも漢方―中医学を本格的に勉強しようと志し、国立北京中医学大学の日本校に入学し毎朝早く起きての猛勉強の末に国際中医師・国際中医薬膳師となりました。

大学卒業後も中国出身の中医学専門の医学博士の先生につき、現在も大学での授業の超えた内容を勉強研鑽を継続中です。

そして運命が大きく動く殺破狼の46歳からの大限が始まる頃には自ら主宰した「おうち食医養成講座」を開始し、現在までに10年近くが経過しますがこれまでに医療系国家資格を持つ薬剤師さんや鍼灸師さん助産師さんたちを含む延べ人数500人以上の生徒さんを集めるまでになりました。

他の長年いる生徒さんから聞いたところによると、彼女がおうち食医養成講座を始めた頃、その沿線地域では「なんか凄い人がいる!」とセラピストさん界隈を中心にその名が轟いていたそうです。

個人の受講生向け講座のみならず、大きな企業さんでの定期講座や妊活カウンセリングや小中学校などの公的な教育機関での薬膳、生活養生の講座の講師も務めていらっしゃり全国あちこち飛び回っています。

多く人が集まり講座ビジネスも上手く行くことは、彼女の命盤の命宮と加会している財帛宮にしっかりと現れています。

命宮には商売ビジネスの財の星の武曲星が入り化禄がつき、これだけでもビジネスには有利ですが、その基本の良さをしっかり引き上げてゆるぎないものとしてサポートしているのが良い人脈に恵まれる星の右弼星で財帛宮の左輔星と加会して繋がっています。

命宮の化禄に加えてこの兄弟関係の吉星で命宮と財帛宮が繋がることはとても良い事で運命の基礎配置のレベルが大きく上がります。

ですので、良い人脈を通して更にどんどん人と繋がりお客さんに恵まれるわけです。

これだけだと、勉強の深さはたいして無いくせにただ単にお金儲けのお商売の才がある儲かれば別に何でも構わないのお金ガツガツ系だけの人なのか?と思ってしまいますが、もう一つ注目するべき場所は命宮と疾厄宮の「暗合」です。
(お金の星が入っている命宮ですが、吉星が入り良い状態なので高額セミナービジネスなどのようにお金にガツガツしなくても人がたくさん集まり自然とお金が入って来る人です。(^-^; )

暗合に関しては以前の記事でご紹介しましたが、お互いに四化星を飛ばし合っている卯と戌の宮位が支合の関係で繋がってお互いの宮の星がお互いの宮に入っているのと同じことになるという見方のことです。

この方の疾厄宮には勉学の星の文曲星が入っていますが、この宮は命宮と暗合の関係で繋がっているので、命宮に文曲星が入っていることになります。

文曲星に化忌がついているので、化忌の「狭くなる」の象意が出て、あれもこれもと広く浅くではなくある一つの特定の分野で深く勉強して才能を発揮するという専門家肌のスペシャリストタイプの特徴が出てくるでしょう。

目や顔色、髪の毛、爪、手のひらの様子、その人の話す様子や内容などなどから的確に体調面のことを見抜く力量はいつもびっくりさせられますし、また文曲星はプレゼンテーションの星でもあります。

実際に難解な上に奥が深すぎてとっつきにくそうな中医学の知識を誰にでも分かりやすい親しみやすい言葉に置き換えて受講生たちに理解させ引き込ませて高い知識をつけさせる講義の技術には本当に毎回感嘆させられ、なかなか敵わないなと思わされます。

中医薬膳講座の「おうち食医(R)養成講座」主宰萌木のり子先生の紫微斗数の命盤
もう1~2年すると大限が切り替わりますが、今度は三合宮に吉星の天魁・天鉞星が加会する運となりますので、これまた今後の更なる発展がとても楽しみな運となります。

メンタル面を表す福徳宮に地空・地劫・陀羅の凶星ばかり並んでいるのは、この命宮の場合だと何かちょっとでも壁にぶち当たったり困ったなと思うことがあると
「やだ、どうしょう!このままじゃだめじゃない!なんとかしなくちゃ、どうしよう~」
という焦燥感にかられて動かずにいられなくなってもどかしくなるという方向になると思われます。

本人に聞いてみた所
「そうなの、私他の人もみんなそうなるんだと思っていたんだけど、そうじゃなかったのよね~」
とのことでした。

きっかけは自分を含めた家族の健康、そして学びが深くなるにつれて必要としているもっとたくさんの人たちに伝えたいという気持ちからで、このような動機のビジネスの方がお金儲けが何よりもの起業の目的の人よりも多くの人たちを惹きつけられる良い見本ではないかと思います。

これは私が自分の運を上げるのに本当に役立ち実のりをもたらす良い勉強や師との縁ができる喜印で更にもともと弱い調候用神を強める大運の時期の2016年からお世話になっている中医薬膳講座の「おうち食医養成講座」を主宰なさっている恩師の萌木のり子先生の命盤です。

私が日々の食生活の大切さとそれを簡単に日常に取り入れる知識を与えてくれたとても得難い出会いでした。

病院でこれといった大きな病気でもないと診断され対処療法にしかならない薬が出されるのみで、何の改善もなく慢性的に体調がしんどく不調だったのをあっけなく簡単に改善してとても楽になった時の私の傍らにはいつも薬膳がありました。

これからもずっとお世話になります!