印綬があるのに、うちの子供は勉強ができない

つい先日いつもの行きつけの美容院に行きました。
自転車で気軽に行けるくらいの距離にある自宅から近い美容院で、そこは美容師さん(奥さん)と床屋さん(ご主人)夫妻の一戸建てのお住まいの一部を店舗にして経営している美容院&理容店です。

スタッフやお客さんがたくさんいるザワザワしたお店よりも、美容師さんとお客さんの一対一のスタイルでやっている個人でやっているお店の方がもともと落ち着けて好きだったのと、心地良く陽が入る明るくて小綺麗にまとめられた店内のおひとり様対応のゆったり空間で時間をかけてよそ行きお高め価格ではなくて庶民価格でいつもの気心知った慣れているいつもの同じ美容師さんに髪の毛を整えてもらえるのが気にいっており、オープン当初からかれこれもう十年近く他に浮気することなく一か月半に一回のペースで通っています。

私の場合は髪の毛の伸びがけっこう早いので2~3ヶ月もほったらかしだともう重たくボサボサになってしまいます。

伸びっぱなしではちょっとまとめてみてもすぐに不潔でみすぼらしい感が出てしまいますし、これでも一応お客様相手の仕事をしていますのでマイナスな印象はなるべく与えないように都内の青山や白金台辺りの人気カリスマ美容師先生の最新ヘアスタイルにキープしておくなんてレベルでなくていいので、自分の頭髪を最低限清潔感のある状態に整えておくようにすることには一応気をつけていたりします。

要はたま~に高級美容院に料金を投入するよりも普段着感覚で良いので庶民価格でちょくちょく小綺麗に整えてもらえる美容院の方がありがたいというわけです。

そんなすぐに髪の毛が伸びてしまう美容に収入を全力投入できる独身貴族や有閑マダムでもない私にとって庶民価格で整えてくれるとてもありがたいお世話になっているお店です。

私と年齢がそう変わらない働くママさん美容師さんと日常やお互いの子供のことなどの他愛もないおしゃべりを楽しみながら髪を切ってもらっていて、たまに「恋愛運や対人運を上げるんだったら髪の毛をちゃんとこまめに整えてツヤキープしないとダメですよねー」なんて話しになったりしています。

それはさておき、先日髪を切ってもらっているところ、美容師さんが息子さん(現在小学四年生)の学校の成績表がすごく悪い、ほとんどの項目が一番最低のところにマルが入っていて、中学に入ると勉強も難しくなるっていうし今からこれじゃあもうどうしようかと思って・・・とこぼし始め、この辺りでいい個別指導の塾、逆にオススメできない塾を知りませんか~?と尋ねてきました。

かなり深刻に悩まれているようで塾探しの一括資料請求サイトで資料請求をしてしまったなどと言っています。

同じ地域で3人の子供を塾に通わせたことのあるそういうことでは一応先輩の親である私として「●●塾の△△教室の数学科の個別指導のベテランのおばあちゃん先生はすごく教え方が上手ですごく良かったよって友達から教えてもらって、だからうちの一番下も全然勉強ダメだったから同じ先生のところに通わせたらやっぱりとっても良くてバカなのに少し成績が上がったよ、
でも同じ●●塾でも■■教室だとそこは若いアルバイトの大学生のお姉ちゃん先生で個別指導だとずっと何もしないで座ってるだけだけで全然意味ないって上のお兄ちゃんの時は言ってたな~。
やっぱりそういうのは早いうちから手を打っておいたほうがいいよ。」
なんてきわめて現実的なアドバイスをしました。

こんな時にいくら占い師だからといって
「ここのおうちからだと今年はあっちの方位は凶方位だから避けた方が良くて、あっちなら吉方位だからそこの方位のエリアで通う塾を探したらいいよ」なんてことは絶対に言いません。

(逆に言うと占いの鑑定時に「かかる病院や受験をする学校や通う勤め先を選ぶのにどの方位を選べばいいのか?」のようなそういう選定方法を使ってくれといったご要望があってもお答えしません。)

お医者でも同じですが腕の良い先生にかかるのが何よりも一番優先すべき大事なことです。

だから日頃から良い有益な情報を持っている人とのつながり、良い人との縁って大事ですね。
それで運が変わったりなんてこともありますから。

それでもやっぱり私は占い師、
話しを聞きながら息子さん今後中学高校とどういう運が巡ってくるのかな~?これから塾通いしていい先生に出会う運が来るかもしれないし・・・と気になり始め、その場で息子さんの誕生日と生まれた時間を母子手帳で確認しながらササっと占い用のアプリで四柱推命の命式と紫微斗数の命盤を出して見てみました。

すると・・・これは日柱を見ると一目で分かります。

年 庚寅
月 壬午
日 庚 ←ここの「戌」は頭脳学問の星の印綬
時 癸未

単刀直入に
「息子さん、これさぁ勉強してもすぐに忘れちゃって覚えるのが苦手でしょう~?」
と言うと美容師さんは
「そうなんですよ~、ヤダーもうその通りじゃないですか~そんなことが分かるんですか~」と大笑いし始めてしまいました。

庚金の日主の下には頭脳や学問を表す戌土の印綬(この場合は偏印)があり、土生金の流れで日主を生じて一見良いエネルギーの流れが出来ていてお勉強が良くできるお子さんに見えるかも?しれません。

だがしかし、土の支には乾燥した土湿った土の二種類があり、戌土や未土は水気を含まない乾燥した土です。

「燥土不能生金・そうどふのうせいきん」といい乾燥した土は金を生み出せないといった自然界のルールがここに現われるわけです。

地支全体も木火と乾いた土で水気の要素がなくバサバサカチカチです。
なのでせっかく印綬が地支にあってもお勉強の理解力や暗記ものに弱いといったことになるわけです。

落ち着いて勉強することができないという様子がもっと小さい頃から見られたので、以前に専門の医療機関で調べてもらった際に脳の記憶を司る部分の容量が通常よりも狭いと言われたことがあるとのことでした。

これが戌土ではなく辰土であるか、または天干に戊でも己でもいいのから根に通じた印星があればなかなか良くできるお子さんになっていたと思います。
そのうち辰年が巡って来るのでこの時期は息子さんなりに伸びる時になりそうです。
それまでは月並みで当たり前のことですが、しつこくしつこく繰り返し勉強する習慣が一番ですね。

またこの命式にははっきりした特徴が出ていて
「この命式の実家の部分になんか職場組織のようなものがあって家がお父さんお母さんと一緒に技術を提供したり商売をしている様子が出ていて自分も一緒に関わりそう、祖父母と同じお金の稼ぎ方をしそうかな・・・。もしかしてここの床屋さんかなこれ、、、。」
と言ったらまた、美容師さんは「ヤダ~、もう、やっぱり床屋だったか~!、そうか、そうだったのか~」と納得しながら大笑いしてしまいました。

そしてびっくりされて「そんなのどこに出てるんですか~?」と聞かれたので、「ほら、ここの官殺の寅午戌の三合局で会社とかの仕事の組織のグループができている、グループ長の旺支の天干には商売や技術の星の食傷が出てるから家が何か商売してる、技術を売っているんだね、やっぱりこれここんちは床屋さんだから床屋かな?」ってサラっと言っても基本を全く知らない人には分からないだろうな~と思いながら一応アプリの八字を見せて説明しました。

それで「祖父母と同じお金の稼ぎ方をしそうと」言いましたが、これは祖父母の場所の年干と日主が同じ庚金でリンクしているのでそう言ったらここのご主人の実家も床屋さんで当たっており、大笑いするやら驚くやらで何ら息子さんのお困り事を解決したわけでも魔法のようにお悩みが消える方法を教えたわけでもなくズケズケと本当のことを言ったのにも関わらず「何これ~、面白いですね~」と、とても喜んでもらってしまいました。

紫微でもう一つ前の刻に生まれていたら財帛宮が廉貞自化禄と禄存同宮で凶星なしといったかなり良い状態で、「あ~、これもう一つ前の時間帯で生まれていたらものすごく稼げる人になっていたけど、これだと入ってきてもすぐ使ってなくなっちゃいそうかな~、でも仕事には厳しくて頑張るできる人(命宮:廉貞星・貪狼星)になりそうだからいいんだよ。仕事にあぶれさえしなければどんな時代でも人生勝ち組だからさ。」と言うと、
「え~っ、やだもう!時間でそんなに変わっちゃうんですか!それはもうちょっと早く生んどけばよかったなぁ、やっぱりそうだったのか~」とまたまた妙に納得した様子で大笑いされ別段がっかりされるでもありませんでした。

普段から美容師さんが息子さんは特別すごい身分や成功者にならなくてもいい、そこまで高望みしないからごくごく普通に幸せな一生を送ってくれればそれでいい、それが一番、と言っていたのを知っていたので、私も心おきなく命式に出ていることを伝えられました。

お勉強が得意な頭脳を活かして成功する幸せもあれば、勉強は苦手だけれども家庭の恩恵を受けて技術を使ってささやかな幸せを手に入れるといった幸せもありますね。

これが分かって受け入れているお母さんはどっしりおおらかで包容力があり精神的に落ち着いた感じがします。

このように美容院でのおしゃべり中に私が好奇心で勝手に見てみただけなのに、これまで私の占い師だと知っていても実際にどんな占いをしているのか知らなかった美容師さんから「何なんですかこれ~、面白いですね~」ととても喜んで(面白がられて)しまい、ダメですと断ったのにも関わらずその日のカット・カラーリングの代金が何と半額になってしまい、翌日には「私たちの分もぜひ・・・」と美容師さんご夫婦揃っての鑑定のご依頼を頂いてしまいました。

この日は大寒、冬から春へ季節が移る境目の土用が始まる最初の日、季節変わりの準備の初日の日に小さなことだけれども何だか心が暖まるようなことが起き、もうすぐ庚子年から2021年の辛丑年へ。
いいことがありそうな年の予感がした日になりました。