近頃は私がまだ占い師を始めて間もない頃の10年前のお客様が鑑定にみえることが続くという何だか不思議なことがありました。
「あのまだ小さかった時に見てもらった息子もすっかり大きくなりました」
と言う言葉を聞くと嬉しいものです。
さて、こちらはそれと同じ時期に5~6年ぶりに鑑定にいらしたお客様の紫微斗数の命宮です。
太陽と巨門星に禄存とそして生年化禄が入り、財帛宮と福徳宮ラインには表現の星の文曲・文昌の兄弟星が会照し人前で喋ってお金を稼ぐ職業にぴったりの方の命宮・身宮です。
またこの宮の干は甲で太陽に化忌をつけて自化忌の状態。
これはなかなか自分自身に満足が行かない、自分にダメ出しばかりしてしまうということになります。
でも良く捉えれば自分の仕事や技能などの現状に甘んじることなく常に「自分はまだまだ全然ダメだ!もっと頑張らないと!」と向上心を持ち続けて進んで行くといったような作用をもたらしますので、何か専門技術を極める生き方だったりする人にとっては悪くありません。
この方の職業はコールセンターでのお問い合わせ担当のオペレーターとそして、プロの結婚式の司会業です。
四柱推命ではこちらの命式
時日月年
戊乙甲庚
子亥申申
この命式を見ると「表現の星」の食傷は全くありませんが、
「ああ、ステージに立って人前で何か喋ったりパフォーマンスをする人なんだな」と分かります。
実際に聞いて見たところ結婚式の司会の仕事の依頼時に歓談時のピアノの弾き語りも頼まれて司会兼演奏でお仕事の依頼を受けたということでした。
それからこの方のお住まいは海が近い場所のタワーマンションの高層階で、命式には「高い場所に住む」ということも出ています。
命式にはちゃんとステージや高い場所の住まいに当たるものが出ていますが、
さて、私は命式の一体どこを見てそれらが読み取れたのでしょうか?
それにつきましては、これは従来の日本で一般的に広まっている四柱推命にはない読み方を使っていますのでブログの場では秘密です(^-^)
前回鑑定にいらした際にはまだでしたが、5年の時を経て今回お会いした時には一児のお母さんになられていて育児に仕事に奮闘中のご様子で、そんなご報告を頂くのも嬉しいものです。
丸顔と大きな目の優しい福々しい笑顔がとても印象的で、おめでたい場の大役にはぴったりの印象の方でした。
これからのますますのご活躍を期待しています。