こどものキボウアフレル将来。

子どものこと

私が普段お世話になっている女性経営者の方は、お勤め運が悪いです。

どう見ても組織にとどまることができずに、自営業でかなりの力を発揮するタイプですから、今はそれなりにその時々の心配をしながらも、日々経営者としてイキイキと活動しています。
そんなものですから、若い20代の頃の企業でのお勤めの時期はとっても辛かったそうです。

我が家の末娘も、同じくお勤め運は悪いです。

ちょうど働き盛りの30代~40代にかけては、お勤め運がかなり良くない、勤め人だと左遷されたりリストラにあったり、いい職場に恵まれないのが、喜官殺(組織のお仕事・お勤め)が食傷(自分がやりたいこと)に剋されて消えてしまうことになっている四柱推命の大運の流から分かります。

しかしこの時期は、自分の智恵を使ってでの(喜食傷)フリーランスや起業・自営業だとガラリとうって変わっていい感じです。

ただですね、「まあ大変!お勤め運だと悪いんじゃ……」といって、それを全て先回りして回避させるのはね……、
本人自身ではない周囲の大人が「お勤めではない道」へのレールを先回りして用意周到に用意してあげて…… 「さあ、こっちがいいからこっちに行きなさい、あなたのためなのよ?」
というのではね、自分の力で考えて困難を乗り切るという、自分を大きく成長させる貴重な経験を失わせることになってしまうと思うのですよ。

その女性経営者さんも「辛かったけど、あの時に社会的な一般常識であったり最低限のビジネスマナーであったりとか、そういう今の仕事に必要なことは身についたから、決してムダな経験ではなかったけどね……」といっています。

これは私自身も全く同感です。

家族経営、同族経営の会社でも、しっかりした才覚のある経営者さんほど、自分の子供や孫は、ある程度の期間は他所の会社や職場でみっちり仕事をさせて、最初から簡単に自分のところで働かせることはしないといいます。

私にも全然不向きな会社員の一般事務員をしていた時代がありましたが、その時に今の仕事に大変役立つPCスキルの下地ができたと思います。
会社でムリヤリにでもパソコンを使わせられてなかったら、今頃私は今のような仕事は絶対にしていなかったと思います。
(今時の占い屋さんは占いだけできてもダメなもんで……。)

それに、フリーランスや起業・自営業は決して「お勤めだと嫌だから、辛いから……」という逃げ道ではありません。

まず何かしらで起業するならば、
「しっかり自分の中に自己肯定感があって、自分のやっている仕事が好き! これなら!と自信がある」
「自分はどうして他の何よりもやりたい!とその仕事に使命感を感じるのか?」

ここらへんの軸がグラグラでは、自営業やフリーランスの場合、お仕事として長期に渡って継続させて成功させるのは厳しいでしょう。

自分に自己肯定感がなく自信がなかったり、自分がする仕事にそんなに価値を感じてなくて好きでもないなら、それは傍から見るとお仕事や人柄ともに全然魅力を感じませんので、いずれお客さんは離れて行ってしまいますからね。
(これは恋愛や結婚とも同じでしょうね)

だから将来に育っているであろう本人の意思というものをマル無視して、勝手に「この道に進みなさい!」的なことではなく、
まず何よりも、子供時代は「こんな世界があるんだよ、あんなことがあるんだよ」と
好奇心やワクワク感を持って、自分の中の引き出しをできるだけ増やしてあげることをサポートしてあげられればと思っています。
それが未来の可能性の選択枝を広げることにつながるでしょうから。

そしてしかるべき時期に
「やっぱり私はこのままじゃいけないんじゃないか」とかって自分なりに葛藤するのでしょう。
その過程で、困難な壁に直面する時期もあるでしょうね。

かわいい子には旅をさせろじゃないですけど、できれば少々は困難な目にもあってもらいたいと思っている私。
(とんでもない災難はやはりイヤですけどね。)

だってそれはその時にしっかり自分の力で道を切り開いて進むために必要なことを学ぶための大事な機会だったり、それをきっかけに大きな気づきが来る時でもありますからね。

人生多少困難にぶち当たって乗り越えたことがないと、成長しませんからね。
凶運の時期も大切なスパイスだし、次に飛躍する前に力を貯えて助走を取っている時期ですね。

決して、恐怖のどん底に突き落とされるような災いばかりが降って来るという時期ではないんです。

だから、どんな凶運の時期でも、自分にとってはかけがえのない大切にしなければいけない毎日。

この時期の生き方によって次に迎える開運期の質にも差が出てきますから、開運期ではない時期の過し方の方がよっぽど大切なんです。

どんな未来が来るのなか? それはいずれ彼女の魂が選択するのでしょう。

前向きな選択が良い未来につながるために、まずそのためにいつも一緒にいる親の私にできることは、肝心要の「心」を育てることでしょうね。

自分の意思から来た前向きな選択を見守ってあげられる、そんな親になれたらなと思います。

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