古代の予測の書「黄帝地母経」の2020年、2021年と竹内結子さんの命式

有名人・著名人の占例

先日の20日から秋の土用の期間に入りました。
冬を迎える準備期間、この時期が明ければいよいよ季節は冬が始まります。

今年は本当に世界規模の災難と試練の年となりましたが、そんな今年ももうあっという間に終わりそうな頃となりました。

今年は60干支の中の37番目の干支「庚子・かのえね」の年でした。

今から約4500年前に書かれたと伝えられている「黄帝地母経」は60干支ごとに「この干支の年はこのようなことが起こる」と記されているある種の予測・予言の書です。

今年の庚子の年には一体どのようなことが書かれていたのでしょうか。

「黄帝地母経 庚子」などで検索すると色々と情報が出てきます。

ブログ / 陶氏診療院

こうやって調べてみれば分かると思いますが、バッタやイナゴの害に洪水・鉄砲水に農作物の不作、そして大きな出来事が勃発してたくさんの庶民が死ぬなど・・・予言の書当たっています。

中医学ではその年の干支からその年の災害や気象情報に流行りそうな病などを予測する「五運六気」という学問がありますし、これは主にその年の農業の様子を予測することに活用していたようですが、見事にその年の世相を表す大事件とリンクしていることに驚かされます。

60干支なので庚子の年は60年に一度やってきます。
この庚子の年は大きな戦争が勃発し始めるきっかけのような出来事が起こって歴史の転換期の始まりの年になったり、疫病の流行や異常気象の年になったりと不吉な年となる傾向だそうですが、それならばさて来年はどうなるのでしょう。

(原文)
詩曰?太?辛丑年,疾病稍紛紛。
?越桑麻好,荊楚米麥臻。
春夏均甘雨,秋冬得十分。
桑葉樹頭秀,蠶姑自歡欣。
人民漸蘇息,六畜瘴逡巡。
卜曰?辛丑牛為首,高低甚可憐。
人民留一半,快活好桑田。

古典の漢詩なので良く分からん。
中国人に聞いても「こんなの良く分からん」とのことですので、しょうがないので黄帝地母経の来年2021年の辛丑年について解説している台湾のサイトをちょっと拝見。

分かるところだけかいつまんで言いますと、
「2021年の初めにかけてまで流行り病は続く(どうして疫病が流行していることを知っているのだろう?)、生き残った人々は作物は良く育ち豊作となる新しい時代を迎え、人々はようやくほっと一息つけるようになる、疫病が家畜に流行りだす」
というところです。

今年よりは良くなりそうで少し安心しました。。。

※この書をまとめた黄帝さんは中国最古の医学書とされている「黄帝内経」をまとめ上げ中国医学の始祖と呼ばれているとても賢く優れた皇帝なのでした。

黄帝内経 - Wikipedia

それにしても今年はまだ亡くなるにはまだ早すぎる若い方の急逝が相次いだ年でしたね。

先月亡くなられた女優の竹内結子さんの命式、生まれた時間が分からないので三柱のみですが、折れてはいけない生きて花を咲かせる甲の木の人が庚の鉄斧でボッキリ折られてしまった年なのが分かります。
甲木には斧で折られて裁断されても大丈夫な木と、そして切られてはいけない木とがあります。
竹内さんの場合は切られてはいけない伸び伸びと伸びようとしている木です。

年 庚申
月 己卯
日 甲辰

大運 乙  庚子年

大運の乙も月の己を剋して嫌な感じだし年支の子も彼女の根っこの卯が弱まり竹内さんにとって二重三重に悪い条件が重なった年でした。

若く才能ある竹内さんの死はとても悔やまれます。

今月はコロナの影響もあり経営状態が思わしくなくなったお客様などからのご相談が続きました。

命があれば極端な話、何とかなります。

こういったご相談の場合は、今後の展望をお伝えしてご自宅や職場の財運方位を強める風水のアドバイスをしています。
もちろんお部屋の財運方位だけを飾り立てるだけでは片手落ちで、それ以前の基本の当たり前の大前提のこともありますからそういったことも併せてお伝えしています。

この災難の年を生き延びた人々は一体どんな新しい世界を見ることになるのでしょうか?

私は新しい世界が楽しみでしょうがないので当たり前の毎日の日常を淡々と過ごせることがとてもありがたいなと感じるこの頃です。

 

経済も政治もどこへ向かうのか分からない一時も世界情勢から目が離せない混迷の世相ですが、いつかまた近いうちにこうやってのびのびと行きたい異国の町を思うままに歩ける日が戻ってきますように。

このミュージックビデオのトルコのイスタンブールの町はアジア文化とヨーロッパ文化が交差するエキゾチックな都市。
いつか行ってみたいなぁ。

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