美容師サロンスクール経営者のお母さんと大学受験生の鑑定

昨今の時節柄、都内では小規模の会社や店舗など空き店舗や空きビルが目立つようになり不安な気持ちになりそうなこの頃ですが、いつの時代でもちゃんと儲かっている仕事運やお勤め運、商売、事業運が良い人は存在して、それなりに潤っている人もいるものです。

うちの近くにも30年間コンビニの経営をして地域一番店に成長させ、さらに昨年はそのすぐ近くで夏にはかき氷屋さん、冬には焼き芋屋さんを開いてあっという間にお年寄りから子供まで大行列の人が集まるこの飲食店不況もどこ吹く風の人気店にしてしまった経営者さんがいらっしゃいます。

きっと事業運がいいに違いないと目をつけているので、今度誕生日の情報を聞いてこようと思っています。

こちらは昨年の終わり頃に鑑定したお客様の命式です。

時 日 月 年
乙 戊 己 庚
卯 戌 卯 戌

日主が戊の土で時柱は乙木の正官のしっかりした柱が日支と支合していますからおやおや?これは何か会社か何かやっておられる方かな? 

そして年干には庚の食神でこれは技術や商売を表すもの、これが時干の乙の方に干合で引っ張ってこられていて何か専門技術を提供するような仕事をなさっている方のようです。

鑑定の時にお会いしてお話しを聞いてみると、都内の良い場所でご自身が現役で施術する美容院のサロンと美容師の学校を経営なさっている方でした。

開業してからの長いお付き合いのお得意様のお客様のお陰で今回の長引く不況の影響もあまりないとのことでした。

さすが、事業運の強い方はなんとか持ちこたえられたり回復力が強かったりなど、やっぱりどんなご時世にでも強いものを持っているものです。

専門技術を意味する食神の庚は金の五行で物で表せば「ハサミ」、これが時柱にある自分の会社の正官の乙と干合でくっついて、そして乙木には「髪の毛」という象意があります。

ハサミの技術と髪の毛の会社の組み合わせですので美容院の経営、また本人がいる場所の地支の戌土は火の墓で、正印の丁火が入っている場所です。

正印―印綬の墓は学校、教育機関といった意味に取れるので、この会社は学校とセットになっているといったこんな様子が浮かび上がってきました。

また周囲の人にお膳立てしてもらって上手く行くというよりはご自身の力で頑張って発展させて行くタイプです。

これから2年後の2023年には癸酉年の大運に切り替わり、金運に良い時期を迎えそうです。

お客様の金運上昇期に合わせて、この頃には世の中の経済不況も回復基調に来ていると良いなあと願うばかりですが、どうでしょうね。

 

そしてお次は先ほどのお客様の息子さんで、鑑定当時は大学受験の三浪中でした。

時 日 月 年
癸 癸 戊 己
亥 丑 辰 卯 月令:戊

息子さんにはちゃんと予備校などの教育をちゃんと受けさせていて、また昨年の受験シーズンの時期(庚子年)は、本人もそれなりに頑張って弱点の対策も万全にして先生からも今回こそは大丈夫と言われていたはずなのにそれなのに受験した大学が全部ダメだったとのことで、鑑定にお見えになったお母さんは何よりも一番の大きな心配の種だったと思います。

合格が出そうな受験に良いのは印綬の運で、これが大運や年運に巡ればまあ受験には良い時期と見ます。

しかし、学校の受験はたいていの場合は誰にも平等に同じ時期にやってきてしまいますから、
「今年とか来年は運が良くないからパスしとくわ」という訳にはいきません。

大運でも最良の時期を待っていたらこの命式の場合では70歳近くの老人になってしまいますからそんなのは問題外で、与えられた運の中でなんとかベストを尽くすしかないわけで、みんな誰しもそうやってくぐり抜けてきたわけです。

息子さんの場合は高校3年生になる年から丙の財の大運が始まっていて、忌神運の財はあまり頑張らないで楽をすることを優先しがちな運ですので受験にはちょっと不向き・・・。

また丙は命式の中の官殺の戊と己を強めてしまい、大きなストレスを抱えやすい時期にあたり、そのせいか何なのか高校在学中にはいじめなどの対人トラブルではないけれども不登校気味で学校にもちゃんと通えていない時もあったそうです。

この息子さんの日支には金の五行でこの命式にとっては印星の墓に当たる丑土の支があります。

丑の中には辛金の印星、偏印が入っています。

印星、印綬は学問や頭脳ですから日支に印星の墓があれば頭が悪い子には見えないどころかそれなりに出来るお子さんのようです。

少し前に心配で見てもらった別の命理学の占いに交えて少し霊感もある占い師さんにも同じようにできない子ではない出来る子だと言われたそうです。

しかし運の嫌がらせなのか試練なのか何なのか、万全に準備して背水の陣で臨み本番でも好感触だった三回目の昨年庚子年の受験も全敗してしまったとは本人も親御さんもその精神的なショックは計り知れません。

「あれ? 庚子年の庚は印星じゃない? 印星だから合格しやすいはずじゃないの?」と思うかもしれません。

この年はこの命式にとってはとんでもない落とし穴がありました。

日支の丑が子と支合でせっかく受験に有利なもともと持っているアイテムの辛金が封印されて本人の身動きがとれなくなってしまい、動きのない運の年になってしまいました。

本人が足止めを食らった状態です。

さて、もうこれで本当に最後にしたい辛丑年には合格の星は輝くでしょうか?

私は「今度は大丈夫でしょう、最悪でも最低どこか一つは引っかかりそうですよ」と答えました。

辛丑年はもともと本人が日支にしまっていた辛金が天干に表れて印綬の事象が現実になる年であり、また辛は大運の丙と干合するので何かが起こる予感がいっぱいの年です。

その後、年が明けて4月になりお母さんとは私が紹介した中医薬膳のベーシック講座のクラス(お客様は新規受講、私は復習のためのリピーター受講)で同じ生徒として月イチで一年間ご一緒することになりました。

その久しぶりにお会いした際に「おかげ様で合格しました。やっと大学生になりました。」と直接嬉しい報告を頂きました。

少し年の離れたクラスメイトの友達がたくさんできて、とても楽しく学校生活を送っているそうで、親子さん共々待望の嬉しい春になりました。

ただ、こういう事を書くと私が占い鑑定で魔法のように何かをしたから良い結果が起こったと思われそうですが、私は別に特別な事は何もしていません。

今回はただ、運勢の予測をして良い兆候が見えていた、それだけのことですので、どうかそこをご理解いただければなと思います。