こんにちは。
ひなた四柱推命鑑定ルームの綾野結麻です。
「人とオープンに関われない」、
「他人に対して、どうしても壁を作ってしまう」
というお悩みを抱えている方は、案外多いものです。
本当は、そのことで、すごく悩んでいるから、
占ってほしいのに、
知らない人と会うのが怖いから、
占いの対面鑑定に足を運ぶこともできず、
メールでお悩み相談することさえ、どうしようかと躊躇しますので、
1人で悩んでいます……。
そんな人もきっといることでしょう。
そういう対人恐怖症のようなお悩みを持つ命式のパターンは、
日干(自分自身)のエネルギーが弱い、弱身命で
財(ざい)のエネルギーがとても強いという、
そう、四柱推命では良く知られている言葉、
「財多身弱」(ざいたしんじゃく)という
お金に困る典型のパターンです。
どうして、財多身弱が対人恐怖症のパターンなのかというと、
このパターンで、真面目にお勤めをしてお給料をもらって、
身の丈に合った生活をしているのならば、お金に困ることは、
それほどないのですが、
お金に困っていない場合は、
自分のことを周りはどう思っているのか、
周りに嫌われないようにするのには、
どうしたらいいかを必要以上に気にし、
いつも周りの人の顔色をオドオド窺うようになり、
その結果、人と関わることが怖くなってしまうという
忌象(ぎしょう・悪い症状)が出てきたりします。
それは、「財」というエネルギーが、ただ単に金運だけを見る
ものではないからなのです。
「財」のエネルギーは、人の気持ちを察する能力、
空気を読む能力です。
でも、運の低迷期に、このエネルギーが過剰に多くあり、
悪く働くと、人の気持ちが必要以上に気になり、
いつも空気を読みすぎるくらい読み、
それが対人恐怖症のような状態に繋がっていくのです。
周りの人間からしたら、
「いつもおどおどしてて、人の顔色窺って、
気を遣ってるのは分かるけど、ちょっと重いなぁ~」
というタイプですね。
他に、対人恐怖症のパターンは、
同じく日干が弱い弱身命で、
自分を表現する「食傷」(しょくしょう)というエネルギーも弱く、
また、自分を抑える「官殺」(かんさつ)というエネルギー
が過剰に強すぎ、「印」(いん)という自己愛のエネルギーも
強いパターンですね。
これは、自分に自信もなく、自己表現もせずおとなしく、
自分を抑えてしまって、自分の世界に閉じこもる、
完全に内向的な性格ですね。
でも、この場合は、「人と関わりたいけど、関われない」
に加えて、「他人には興味もなく、1人でいる世界が好き」
という対人恐怖症とは違うパターンの人もいるでしょうね。
これは、周りからしたら、
「何考えているんだか、分かんないヤツ」
なパターンですね。
このタイプの人で日干が強く、財が弱ければ、
それはもう完全に
「他人には興味がありません、私1人の世界が全てです。」
という人になってしまいますね……。
みなさんは、この3つのパターンのうち、
どれが一番好きですか?ではなくて……、
「本当は他の人みたいに私ももっと、
周りの人と、出合った人と、
オープンに楽しく関わりたいのにできない……」
「知らない人と、お話しなくちゃいけない時、
もう、めまいや動悸がして、逃げたくなっちゃうんだけど……」
そんな人は、一体どうしたらいいんでしょうか。
心療内科を受診して、ケミカルなお薬で治療するんでしょうか。
いえいえ、違いますよ~。
その改善法は、また明日のブログでお伝えします!
お楽しみに