二つの家庭を持つ男の四柱推命の命式

結婚運の占い

昨日の夕方過ぎから節入りして立秋、暦の上では秋となりました。
朝晩に秋の気配が感じられるようになるのももうすぐで楽しみです。

さてさて、世の占い鑑定界隈では良く問われる「結婚できる、できない、結婚するかしないか?」という分別とはまた違う異次元のものがあります。

これは男の命式です。

年 壬午
月 甲辰
日 癸→日支は結婚相手との家庭を表す場所
時 癸→日支が再現している

日支の位置は四柱推命では配偶者との家庭を表す結婚に深く関わりのある場所です。
ここに丑があり、もう一つこれと同じものが隣の時柱に出ていますね。

結婚の位置の支が二つあることで結婚の可能性が2度あるということと、もう一つこの丑にはある秘密があるのですが、これのおかげでこの命式の持ち主は古代ならば二つの家庭を持つ男の命式に当たります。

これ、時柱が不明なままだと、そういう命式だということは全く分からないので、時柱はとても大切です。

そして、日支と同じものが複数地支に出ている命式の人は普通にたくさんいますから、単純に日支と同じものが複数ある命式というだけの男性がみな正妻との家庭以外に愛人やお妾さんとの家庭を持つ命式になるということではありませんし複数回結婚するということにもなりません。。

ちょっとこの日支にはある特徴があるからです。

現代だと本妻に第二夫人と二つも家庭を持つということはそれなりの社会的に高い地位や経済力もないと無理ということもありますから、仕事運や財運が一般の平民以下の男性でかつ、人生の中盤前後かどこかで日支がすごく弱まり離婚しそうな運を迎えるような場合だと、二つの家庭を持つという現象にはならず、再婚で二度の結婚ということになって表れるということになると思われます。

また、年柱の様子からこの命式の持ち主は若い頃に女性と縁が出来るが、その女性とは別の男性からの邪魔が入り離別するということも出ています。

なので最初の結婚は離婚もありうるかもしれないので、夫妻の日支の支二つ持ちということで再婚の命式と見ることができなくもない命式です。

で、これは一体どんな人の命式なのかというと、、、

実は我が家の息子の命式なのです・・・。

10代の頃から20年に渡り丙午丁未の財(男性にとっては女性に当たるもの)の強い大運が巡っているせいもあり、寄って来る女の子には不自由しておらず高校時代から勉強よりも活発にエンジョイしているようです。

息子は高校時代から私に隠してなかなか尻尾を出さないようにしていましたが、お嬢さんが息子と同時期に同じ高校に行っていたという私の高校時代のクラスメイトだった友人から、
「校内で女生徒たちからなかなかモテているようで同級生に彼女がいる」
という情報は得ていました。

ただ、私がたまに買い物で自宅近所の駅前に出かけた際に、幾度か女の子と二人で一緒にいる息子と偶然遭遇したことがありましたが、
一緒にいる女の子がいつも違う、隣りにいるのは高校生だったり中学生だったりと見かける度にいつも違うというのは、あれは一体何なんだったんでしょうね? とても謎です。

しかし去年の秋から留学のために日本を離れて台湾に行ってしまいましたので、
さあ、高校時代の彼女とはどうなったのか?というと、
また少し前にこんな命式の持ち主らしい気になる出来事がありで、、、。

それは、、、

連休を利用して、大学のある台南市から首都の台北へ台湾人の友達と二泊くらいのバス旅行に行くと言っていた息子が台北の現地から電話をかけてきて、
「お母さんが前に台北の迪化街で買って来てくれと言ってた漢方薬膳素材のことが良く分からないから、一緒に旅行に来て今一緒にいる漢方が好きで詳しい台湾人の友達に電話を代わるからお母さんその友達と直接話して」
というので電話を代わってもらいますと、、、、

何と、電話口から聞こえて来たのは確かに日本人ではなさそうだけれどもとても流暢に日本語を話す同級生くらいの年若そうなお嬢さんの声ではないですか!

一緒に旅行とは一体どういうことなのでしょうか?

「友達」などというからてっきり男の子かと思ったらびっくりです。

他にも友達は何人か一緒に同行していたグループ旅行だったなどの状況は全く分かりませんので、一体何なんでしょう。

今時の台湾の若いお嬢さん方も好きなタイプの男性に対しては男性以上にものすごく積極的だと聞いていますので、、、、
何だったのでしょうね、友達との旅行というのは、、、。
本人に聞いたって絶対に本当のことは言わないではぐらかすだけなので私からはそのことについてはあえて何も問わないままでいます。

そして、日本を離れた息子にはもう日本には特に何の急な用もないはずなのに6月の終わり頃大学が夏休みになった途端に一日も早くという勢いで一時帰国してきました。
早く台湾に戻って勉学に勤しんだら良いのにと思うのですが、新学期が始まるギリギリまで日本の地元で夏休みをゆっくり過ごすようです。

これは、日本での女の子と遊ぶ為だなと母にはピンときます。
こうやって今後も親に航空券を買わせて大型休暇の度にイソイソと帰ってくるつもりなのでしょう。

この息子の紫微斗数の命宮には主星の天府星以外には天魁とそして天喜・天姚と二つの桃花星が並んでいかにも異性の吸引力が高そうな命宮です。

もう一つの命宮でもある、身宮&福徳宮には廉貞・貪狼・文曲とこちらも桃花力の強い星ばかりが並んでいますから、こんなふうになってしまうのもしょうがないなと静観しております。

まあ幸い命宮に色恋を消す強い空亡星が入っているのが救いでしょうか。
(色恋に流されて身持ちを崩したり、頭の中はいつも色恋のことばかりでいっぱいの気色悪い人ということにはならないという意味で)

で、夫妻宮には海外を表す星の破軍星が入っています。
なので、息子と縁ができる人は海外と縁があるようなごく普通の平凡な生き方をしていない人か、または外国人か?などと見ています。

さて、高校時代からの彼女とは今後どうなることでしょう。
遠距離で例え七夕の人のように一年に一度帰って逢瀬を楽しんでも、海を隔てた外国でもやっぱり異性の吸引力を発揮しているような人ですから、若い時期に出来た最初の彼女とは別れるということも当たるのではないかという気がします。

そして本当に外国人の嫁さんが来るのでしょうか?
(何だか来そうな予感が今から・・・。)

命に関わることでもなし、ここはもう大きくなった息子に親が介入して小うるさく言うようなことではないので、息子の人生は息子本人が決めて欲しいのです。

本人が見てくれと頼んできたわけでもない占いを持ち出して
「あんた、その人と別れるかもしれないから大変だよ!、どうしましょう( ゚Д゚)」
などと騒いだ所で単なる迷惑で厄介な母になるだけなので、何が起こっても何も知らないフリをしてこのまま静観することにします。

死ぬ事以外はかすり傷、
これも運命と肝を据えて覚悟を持つことも大事、大事。

ただ、将来は例え偉くなって家庭を二つ持つような大物の男になったとしても、女子どもを泣かせるような男には、それだけにはなって欲しくないなと思うところです。