幸運を運ぶ神様に好かれるお正月の過し方&年末年始休業のご案内

占術よもやま話し

クリスマスも終わり、後はもうお正月までまっしぐらな何かと慌しいシーズンを迎えました。
お正月飾りに門松、年賀状にお正月の料理と、特に女性陣にとっては多忙な時期ですね。

でもでも、お正月はその家にその年の福をもたらす「歳神様」をお迎えする一年に一度のとっておきの機会です。

歳神様に喜んでいただけるようにおもてなしをすれば、その年の開運力もグンとアップ!

年末のせっかくのこの時期ですので、以前に私が神社本庁で神主さんたちに指導教育をしていらした國學院大学神道科出身の神道の超専門家の先生から教えていただいた、歳神様が喜ぶお正月のおもてなし準備のポイントをここでお伝えいたしますね。

1.門松・しめ飾り・鏡餅・神棚は28日までに


歳神様がみなさんの家に恵方からやってきます。その時の目印になるのが門松。
門松を目印に、幸福をもたらす歳神様はやってきます。(何だかサンタさんみたいですね!)
ちなみにこの歳神様はどなたかというと、素戔嗚尊・スサノオノミコトの息子さんだそうです。
そして魔を入れない祓いと結界を張るためにしめ飾りを飾ります。

やってきた歳神様は鏡餅の中にお宿りになります。
そう、鏡餅は神様の依り代(よりしろ)なのです。

そしてそのご神気の入ったお餅を鏡開きの時に家族みんなでいただくのですね。(この時は刃物の包丁で切るのはNG!ご神気が入っているので木槌で叩きます。)
歳神様の依り代ですので、お供えする場所は玄関に放置とかはナシです。
大切なお客様をお招きするつもりで、お家の中の一番良い所に飾りましょう。

また、神棚はしっかり整えると開運効果も高いのですよ!
神棚は神社のミニチュア版で、神社を模したミニチュア版を作ってお家の中に神様のお社を作ります。
お供えするお榊やお水にお米にお塩、それぞれの配置にもみんな意味があります。
対面鑑定の際必要な方には、先生直伝の開運効果の高い神棚の整え方をしっかりお伝えしています。

門松・しめ飾り・鏡餅、神棚のセッティングいずれも、28日までに用意します。
ちなみにその次の日の29日は「二重の苦が来る」ということで、これらの準備はNGの日となります。
ことだまの国ニッポン、ダブルの苦が来ては困ります。

全て28日までに済ませます。忙しいですね!

2.31日は年越しの大祓いへ


大祓いの行事は毎年6月の「夏越の祓」と12月の終わり頃の「年越しの祓」の年2回、各地の神社さんで行っている行事です。
「茅の輪くぐり」といって、大きな注連縄で作った輪の中をくぐり、溜まった穢れを落とし無病息災を願うものです。

また、人形にカットされた和紙に、自分や家族の氏名と年齢を書き込み、息を吹きかけ、体の病気になってほしくない部分、痛くなると困る部分に撫で付けて、お祓いに出します。
そのようにして厄を人型の紙に移し、大晦日に大祓いのお焚き上げでお祓いをして頂けます。
また来年元気で過せるように、是非ご家族みなさんで、また大切な人と一緒に行かれると良いですね。

3.元旦は初日の出を見たら外出はしない、初詣は2日以降に


なぜならば……、お正月は歳神様をお迎えする行事です。
おうちに歳神様がいらっしゃる日なのですから、それを留守にして出かけるというのは当然ないですよね。

早朝の初日の出で神様のご光臨を拝んだら、そのまままっすぐお家に帰ってお屠蘇にお雑煮をいただいて、お家で過します。
氏神様や産土神様への初詣の参拝やお年始回りは翌日の2日以降にしましょう。

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さてさて、お正月に歳神様を迎える準備と過し方のポイント、いかがでしたでしょうか。
神棚をしっかり整える、ご神氣の入った鏡餅をいただく、どうしてなのかな?その意味を知った上で行うと開運効果がぜんぜん違ってきますよ。

ぜひぜひ実践してみて良いお年をお迎えくださいませ。

当ひなたは年内は30日(金)まで鑑定で、年始は4日(水)から仕事初めとなります。

休業期間 12/31(土)~1/3(火)

なお、休業期間内もお問合せのメールや鑑定のお申込みも受け付けております。

今年もお陰様でいろいろなお客様との出会いがありました。
また来年、たくさんのお客様との出会いを楽しみにしております。