つい先日の対面鑑定では失くし物のありかを断易で探るということをしました。
「家の中にある……」という結果は出て、家の中にありそうな場所をおおまかですが断易で探れる限りお伝えしました。
お客様のとても大切な物なので見つかるといいなあ~。
そして、先週は昼間の時間が一年のうちで一番長くなる夏至でしたね。
夜の7時近くになっても外はまだ昼間のように明るく暑すぎもせず動きやすくで、
私は一年のうちでこの夏至から本格的な夏の猛暑が始まる梅雨明けまでの今の季節が一番好きかもしれません。
この6月の終わりの時期になると始まるのが、テニスのウインブルドン選手権の予選で、芝の緑が夏の陽射しに照らされ眩いセンターコートでの本大会に進む頃にはもう夏本番が間近の7月半ばに入る頃。
高校生の頃から毎年この本大会を見るのが楽しみで、7月の初めは大体試験勉強などで一応自分も頑張っていた中でした。
勉強しながら「今年はこの選手が優勝しそうだな~」と予測をつけながら夜中の中継を見ていました。(それはあんまりちゃんと勉強していませんね)
そして優勝者が決まって大会が終わるといよいよ夏が始まると同時に、私も学校の試験やらのストレスから解放される夏休みに入るという何とも心地の良い時を迎えたものでした。
社会人になってしまえば、こんな季節なども関係なくなってしまい、自分から何かしら区切りをつけたり活動の場を移したりなどのアクションを起こさなければ変化もない無限のトンネル時代に入ってしまうわけですが……。
でもこの年になってもなぜかこの季節は学生時代の時の夏の始まりの時のようにワクワクします。(会社員になってもつかの間ではありますが夏休みはありますからね)
6月7月の夏の時期は海外では卒業の季節であったりで区切りの時期であるようですし、また夏の陽の気が満ちるこの時期は内側に籠らないで外側にどんどん出て活動的になり楽しく過ごすのが良いというのが中国の古い医学書の黄帝内経の中に書かれていることです。
だから夏にこの時期にやってみたかったことをしようとワクワクしながら過ごすのはなかなか良いということになりますね。
その次の秋の季節はその夏までに活動した成果が実りになる収穫の季節なので、大きな喜びを得たいのであれば夏の陽の気のパワーの恩恵を十分に活かすのが吉となります。
でももし、かつての自分がそうだったように無限のトンネルの出口がなかなか見つからない、出口はいつになったら現れてくれるのだろう、もう何回夏を越してきたのだろう、ここからいつ解放されるのかな? とても今すぐどうこうできる状況ではないし、とそんな気持ちを抱えていたとしたら、自分の運勢の筋書きを覗いてみて、自分だけの変わり目、切り替わりの時期をそっと見てみれば?と伝えたいです。
自分の命式が持っている天干と地支と巡って来る大運・流年の組み合わせ次第でどんな変わり目になるか?が探れますし、それが自分がもともと持っている命式にとって必要で良い働きをするものであったとしたらそれは何かしら嬉しい良い変化の時を迎えるサインです。
それが分かれば、トンネルの中にいたとしても実現不可能ではない目標というモチベーションの灯りになります。
どれが良い働きをする干や支か?は格局から導き出す喜神・忌神の単純な判断だけでは計りきれないものなので、日干を中心としたその命式の様子をよくよく観察しないといけなのですが、本人にとって大きな変化をケースはいくつか種類がありますので(●柱に影響力の強い干支との合や冲が起こったり、〇が開けたりなど……)
時間をかけて見て行く必要があります。
また、自分がそう最悪に悪い命式でない場合でも、束縛や価値観の押し付けがひどい親や夫なら尚更だし、その時の勤め先の経営者などといった自分にとって強く影響を与えてくる人に従わざるをえない状況の場合は、その影響を与えてくる人の持っている運自体が良ければとっても良いのですが、そうでない場合は自分がせっかく持っている良い運を活かしきれずに巻き添えにされるということもありますので要注意、要注意。
それでもいつか自分に強く影響を与えて抑圧していたものからの解放の時はあっけなく来るものだったりしますし、解放されるチャンスをつかみたいという時は、自分の持っている運勢を覗いてみると良いかもしれません。
運勢を見る占いを自分の味方につける場合の使い方は、その命式が喜ぶもの・必要としているものが来る時を見つけることだなと思います。
何でもかんでも「嫌だったら逃げましょう」と言いたいわけではありません。
そういう後ろ向きの自分のためにはならない逃げの姿勢ではなく、自分をより高みに向かわせるための、抑圧しているものからの運の後押しで、解放の扉が開くのは一体いつでしょうね。
解放の扉が開くのには自分から積極的に逃げることにエネルギーを注ぐことも必要!と力強く伝えてくれる百田直樹さんの新刊「逃げる力」。
「自分を取り囲んでいるものから、少し視野を広げて世の中を見渡して自分が今どんな位置にいるのか見てごらん」というメッセージが伝わってきます。
もちろん逃げていい場合ではない時のこともちゃんと書かれているので、地に足のついた良い本だと思います。
著者自ら走っている躍動感溢れる表紙がとっても励まし感が強くて好きだなぁ~