先日女子プロレス界のレジェンドスター、長与千種さんを四柱推命で見た時のことを書いた記事がこちら。
生まれた時間が分かったので長与さんがちょうど全女に入って女子プロレスラーとなった数え年で16歳になる年から始まる大限を紫微斗数で見たら、まずこの時期の大限命宮の紫微星と破軍星がいる宮には左輔・右弼が挟照、同時に文昌・文曲が挟照、そして天鉞・天魁が命宮と遷移宮という配置で、六吉星全てが大限命宮へ集中。
更にその上三方四正は化禄・化権・化科の四化星が命・財・官へと配置される三奇加会という具合でものすごいことになっていて驚愕しました。
紫微斗数では副星の兄弟関係のペアの星から「挟まれる」って影響力が強いんですよね。
すごいよね、六吉星の三つのペア全部から同時に挟照で囲まれちゃった。
ちなみに一応念の為に、「天空・地劫」、「擎羊・陀羅」、「火星・鈴星」の六煞星のペアに挟まれるのは「挟破」と言いますよ。
挟まれてるのが「紫微・破軍」だからこれがまた大スターらしくていいですね。
吉星に囲まれて紫微星が帝王の風格で一段と引き立ちますし、「クラッシュ」って感じがしますね。
ついでに言うと大限遷移宮もすごくいい。
どうしてだか?はこの宮に入っている星と、その両脇の宮を良く見てみよう。
こんなの見たことないから、やっぱり貴重な事例。
やっぱりあの熱狂の渦の立役者のあの時の運気はとんでもないものだったのですね。
こんな運気を迎える人もいるのか・・・。
千種さん、やっぱり特別な人だったんだな。
この時の金運のことを言うと、
この大ブレイクした大限命宮から、福徳宮で大限田宅宮に化禄が飛星し、その対宮がもともとの身宮で財帛宮の宮を照らしますから金運に良い影響がもたらされていることがわかります。
ただ、この時期の大限財帛宮にはお財布に穴を開ける星の地劫星があるため出て行くお金もあった様子です。
この宮の対宮にあるのは父母宮。
千種さん、この時期頑張って稼いだお金でお父さんの借金を返していたんですよね。
何と親孝行な娘さんなのでしょう。
今でも女子プロ界で活躍しておられとてもお元気そうで嬉しいです。