ムスメのケッコン

我が家には今年満19歳になる娘がいます。
3人きょうだいの一番上の子です。

その娘が今年の戊戌年、娘の命式にとっての官殺がとても強い年の春になって少ししてから、私の所に来て突然改まってこのようなことを言い出しました。

「お母さんに今度、会って欲しい人がいるんだけど。」

とうとう私にも、自分の子供の交際相手から挨拶をされるという機会が来るとは何だか妙な気持ちです。

官殺とは女性にとっては交際相手や配偶者など異性を表すものです。

娘にとってはこの官殺が非常に強まっている年なので確かに男性との縁が強まる時期ではありましたが、まさかこうズバリと来るか~と驚きましたが、娘はその年の春から働き始めて生活環境が大きく変わったりしたので、私は職場で上手くやれているかな~などの仕事や体調方面のことの方をちょっと心配していたところでした。(娘は身弱なのでね…)

それが挨拶だけではなく「一緒に暮らすつもりだ」
などということを言い出すではないですか‼

え~っ、何?うちを出て行っちゃって知らないよその人と暮らすの?家賃は?
おい、それはちょっといきなりそれは待ちなよ、何なのよ!
ということになり少々スッタモンダがあり、
今回は一緒に住む住まないということではなく、相手の人が挨拶をしたいだけということなので、とにかく会うだけは会って少しだけお話しをしようということになりました。

そして私は占い師。

会うに当たって娘には
「事前に早く相手の人の誕生日と生まれた時間を教えてもらってよ、そんなの怪しい、変、妙!とかいうような人だったら絶対会わないから!」
としっかり言ってありました。

今まで私が何のために占いを勉強したきたのかというと、まさにこういう身近な身内の人生の一大イベントのような時に「相手はどういう人なのか?」と備えるためです。(もちろんそれは勉強したいと思った動機の一部ではありますが…)
でも相手方からしたら嫌な親ですね。

といっても、他の誰の人生でもない娘の人生、相手の人の命式が「これはダメだわ!」と思うような命式だったとしてもそれも運命、本人が選んだ道を反対して無理やり止めさせる気はありません。

反対して二人の仲を邪魔したところで娘はもう小学生ではないので、反発されるだけですからね。

ただ「どんな人なのかな~?」と興味津々だったから会う前に命式を見てみたいな~と思ったのでした。

相手の方は今年大学を出て働き始めた社会人1年生の人でした。
2年前から同じバイト先で働いていた関係でしたが、正式に交際が始まったのは今年の春になってからなのだそうで。

そして嫌がらずに素直に誕生日の情報を教えてくれた相手の子の命式を見てみたら、ものすごく官殺の強い身弱の内格の命式ではなくて、その強い官殺が良い働きをする外格の従殺格の命式でした。

身弱の内格だと強い官殺は忌神(悪い働きをする)ものになり、外格の従殺格だと強い官殺は喜神(良い働きをする)ものという違いがあります。

なので同じ官殺が強い命式でも身弱の内格かまたは外格の従殺格か?どちらなのか?でどんな人なのか?の判断が全く別ものに変わってしまいますから、ちゃんと見分けられないとダメなポイントです。

天干には乙木と戊土の「名花鮮瓶」の干関係を二組もお持ちです。

こりゃあすごく真面目できちんとした子だなと分かったので一先ず安心。

そして浮気したりとか、お金の使い方がちょっと・・・とか、突然キレて感情的になったりとかのどこに発火点があるか分からなくて迷惑な人だったりするかどうか?の重要項目もチェックして、これも問題なさそう。

また官殺は官殺でも七殺ではなく正官なので、すごく素直に上の人の言うことを聞くのだろうけど、私の個人的な好みで男はいい子ちゃんよりも七殺のガツンとしたところも少し欲しいなあ~、もう少し命式に火の五行があると運が良くなっていいんだけどな~などと思いましたが、そもそも私の相手ではありませんし、自分の子供も命式だってそんなに欠点もなく素晴らしい!というようなものではないわけで、まあそんなに色々とよその他人様の命式にああだこうだと言って貴命や完璧を求めたりするのもワガママで現実離れした考え方でどうかと思うので極端に悪い所がなければまあいいのです。

一般のサラリーマンタイプの人の命式のようで、喜神の官殺の性質通りに責任感が強く真面目に堅実にお勤めしてお給料をもらって、30代全般ではすごく働き盛りで役職をもらって、40代に入ってきたら金運が少し良くなって、そして会社から責任あるポジションを任されてそれを勤め上げるのかな~と命式から伺える人となりと運勢の流れを読んでいました。

また、この方は自分の地元の出身地近くの人ではなくて、出身地から遠く離れた所の人とご縁ができそうな様子が伺えました。
(◯◯が●●の位置の▲とつながっているから。)
東京の人ではないとは聞いていましたが、どういう方なのかと気になります。

そして、私の鑑定の仕事帰りにと都合を合わせ、こちらの神田神保町にある私のお気に入りのこちらのブックカフェででお会いすることになりました。

神保町ブックセンター
神保町ブックセンターは、UDSが運営する、書店・イベントスペース・コワーキングスペース・喫茶店の機能を複合させた施設です。学術書をはじめ、児童書や辞典など「考える」力を養う本を提供しつづける老舗総合出版社である株式会社岩波書店の書籍を取り揃えた店舗づくりが特徴です。

会ってみたら人となりはその通りの感じの方で、すごく愛想が良くて口が上手くてとかの第一印象で得をするという感じではありませんが、とっても真面目で堅そうな感じで、ものすごく改まって「交際をさせて下さい」と挨拶をされました。

東京から遠く離れた地方出身の方で、すごくきちんとした家風の家庭で育ったそうです。

「うちの子から一緒に暮らすって聞いてびっくりしているんですけど、どういうことなんですか?」と聞いたら、
「交際しはじめて間もないしまだ未成年のお嬢さんにそんな無責任なことはできません。」
としっかりしたお返事が返ってきました。

「一緒に暮らす」はどうやらうちの娘の先走った願望だけのことだったようです。

そして「兄妹は何人?」とか「仕事はどんなことをしているの?担当業務は?」とか「大学では何を勉強していたの?」とか当たり障りのない会話をして、それで日本の史学、歴史の勉強が好きで大学ではそれが専攻だったということが分かり、それは娘なんかとよりも私と話しが合いそうだわ♡とそこについては好印象を持てました。

2人とも命式を見る限りでは人生の前半の若いうちに異性運に恵まれて結婚しそうな感じで、2人とも来年には更に何かありそうな予感な年運なので、そう遠くない未来に私には孫ができているんじゃないかなマズいなこれはという実は前々からあった予感めいていたことが本当になりそうな気配です。

こういう時が来ると、もう少し自分の子供として自分の元にいる時間が欲しかったなと思うものなのですね。

母親としてやってあげなければならないことをまだまだたくさんたくさん残しているままなので、もう少し親子の時間を下さいという気持ちです。

そしてこの娘に限らず、我が家の子供たちが巣立って行く時期は少しづつ近づいているようです。