以前にこんな記事を書きました。
自分が所属している勤め先の職場から離れたり、自分が経営している事業から離れたりする(要するに倒産・店じまいなど)時期の見方の例ですね。
今度は四柱推命での見方の例の一つをお伝えしましょう。
まず職場を表すものは正印・偏印どちらも両方含めた印星です。
この基本をふまえた上でこの先を見て行きましょう。
仮にこんな天干に印星の出ている命式の人がいたとしましょう。
時 日 月 年
丁 丁 甲 壬
● ● ● ●
この場合は月干の甲が正印ですから甲木がこの人の職場となります。
この甲木を干合で抜いてしまう己土や剋してくる庚金が巡って来る時は職場から離れやすくなります。
今までの実例データを見て行きますと年運よりも大運で巡って来る時に出て来きやすいですね。
月干の場所は社会運の場所なのでここの印星が干合されたり剋されたりして消えると、「ああ、会社とか勤め先を去るのかな?」と見たりしますね。
またのように時干に偏印がある場合、
時 日 月 年
甲 丙 戊 辛
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これは正印ではないので、偏業→ 少し変わった専門分野の事業となりますが、こういう商売の自分のオフィス・店舗・会社を持っている人となります。
そして、この偏印の甲木が干合で抜かれたり、剋されて弱まってしまう時が自分のオフィス・事務所・店舗・会社などを閉める時となります。
干合で抜かれたり、剋されて弱まった印がその命式の調候用神に当たっていたりすると被害が大きくなりますね。
私なんか今の大運と今年の年運のダブルで来た忌財の癸に調候用神の偏印が剋され、今年に入ってからなぜか本当にここでは書けないくらい突然色々なことが押し寄せて来て仕事どころではないような事態が頻発し、運勢予測で予告されていた通りになかなかしんどい最中です。
でも、大運・今年の年運共に弱い忌財というのもありますし、私の時干にある劫財の戊が癸を干合で押さえてくれているというお陰もあり、「一時休業→雪崩式にクローズ」とはならずになんとか踏ん張っている最中です。
もしこれが強い癸の忌財で戊が戊土でなくて己土だったら耐えられずにダメになってたと思います。
多分大変なのは今年がピーク。
11年前の大運と年運でダブルで来た壬の忌財で干合で偏印が抜かれた時期は、それまでお勤めを続けていたパートの仕事を突然辞めて運の勢いに翻弄されてとしか言いようがない経緯で占い屋さん開業準備を始めてしまいました。
それでこれはまた大事なポイントですが、これは格局喜忌の喜神運、忌神運とは関係なく現れるものです。
結婚の時期の見方なども同様ですが、格局の喜神・忌神ばかりのみに囚われていると見えてこないことがけっこうあるんですね。
ここまで書いて行きますと「自分は命式の天干に印星があるな」と気になる方がいらっしゃることでしょう。
そんなあなたはさて、今のお仕事、職場から離れそうな時期はいつでしょう???